難易度 |
☆☆☆☆☆ |
シュプール
条件 | 期限 | |||
やさしい | 標準 | いばらの道 | ||
1 | 新幹線開通 | 12年以内(1994年3月31日まで) | 6年以内(1988年3月31日まで) | 5年以内(1987年3月31日まで) |
2 | 総資産2000億円 | |||
3 | 商業比率80%以上 | |||
4 | 娯楽比率50%以上 |
近年、国民一人当たりの所有と余暇時間が増えたことで、全国的にリゾートの需要が高まっているが、
このひなびた温泉街をリゾート開発すべく、親会社から分社化されて設立されたのが当社である。
親会社が目指すリゾート地にするためには商業と娯楽を街の主要産業にまで高めなくてはならず、
また、遠方から多くのお客様に来ていただけるよう新幹線の開通を厳命されている。
更に、リゾート施設の充実と新幹線開通による相乗効果を見越して総資産2000億円の経営目標が定められており、
もしこれらが達成できなかった場合、当社は解散させられ売却されるか、親会社に吸収されてしまう。
やさしい | 標準 | いばらの道 | |
資本金 | 770億円 | 550億円 | 440億円 |
資金 | 445億6912万円 | 225億6912万円 | 115億6912万円 |
列車 | 2編成 | 自動車 | 1台 |
---|---|---|---|
路面電車 | 0台 | 駅等 | 2箇所 |
停留所 | 1箇所 | 電停 | 0箇所 |
鉄道 | 23km | 道路 | 8.4km |
路面軌道 | 0㎞ | 子会社数 | 0社 |
土地 | 242区画 |
人口 | 1万3299人 | 公共交通機関利用率 | 40% |
---|
最終シナリオに相応しく、クリア条件は難易度が高いものばかり。各産業比率達成のために広範囲の開発が必要になるだろう。
また、プラン「新幹線誘致」の実行には高額の費用が必要になるので、
黒字決算2年連続&株式公開もほぼ必須の条件になっている。
これまでのシナリオで培った経営力をフルに活かして、挑戦していただきたい。
まずは南西の湯佐-岩畑-中迫周辺から開発に着手するのがオススメ。
中迫と湯佐-岩畑の中間に新駅を設け、湯沼線を複線化して周辺の開発を進めながら、北部の大貞、舞戸、姥輪方面へ延伸すると良い。
ただし、南の隣町(沼賀)との接続はトンネル接続のため、接続させるだけで200億以上の費用がかかる。
そこだけ既存の単線接続のままで運用するか、旅客列車を中迫で折り返すようにすること。
なお、トンネルを使わずに接続する方法もある。
岩畑駅から真南に行って南東にカーブするあたりから勾配で5Fまで登って地上接続すると接続費+複線設置費込みで48億円程度で済む。
また沿線人口はあまり多くなく、公共交通機関利用率も低いため、資金の許す限り線路を伸ばしていくか、
プランの運賃値下げで乗客を増やすことを心掛けるとよい。
アドバイスでも勧められる石氏地区の開発。
確かに北部と南部の中間地点で、資源を集めたり、また資材を配送するのに立地がよい場所になっている。
ここを流れる滝は水力発電所が建設できる貴重な場所でもあるため、アドバイス通りに資材工場を建てたりして、工業化するのもよい。
森林も生い茂っているため、伐採所と製材所を建てれば序盤の稼ぎ頭として活用できる。
ただし、あまり工業系の立地条件を良くしすぎるとNPCが製油所A/Bといった高額物件を建て始めてしまい産業比率に影響を及ぼす可能性もある。
元々都市内には工業系建物は存在していないためそう簡単に突出することはないが、資材工場の建て過ぎには一応注意しておきたい。
大貞は最初からある程度発展しており、北の隣町(魚妻)からトラックが資材を輸入している。
このトラック(魚妻貨物便)の運行計画を確認すると、隣町での貨物扱いが「積み下ろし」になっている。
このため、運んできた資材を隣町に送り返してしまう事があるので「積む」に変更するか、
資材を輸入に頼らないなら運行を止めてしまうこと。
なお、大貞は用途地域設定で「住居地域」に設定されている。
用途地域設定を有効にしている場合、中規模以上の商業・娯楽建物の建設ができないので注意。
ただし鉄道を通すなどによって相対的な住宅比率が下がってくると指定が解除されることもある。
また、森林に隠されているため気付きにくいが、石氏との境界付近から西側へは1Fの高さに複線で地上線路を引くことが可能。
西側の接続都市である九日市は大都市のため、ここから乗客を引き込めば更に発展を促進できるだろう。
資材が必要な場合は調達ルートとしても優秀。
南西部と大貞との境目付近が少しだけ発展している。東部には水力発電所が建設できる滝がある。
大貞との境目付近は近くに北の隣町から輸入された資材があるので、この辺りから開発すると良い。
最終的には北東部の姥輪まで鉄道で結びたいところ。また、障害物が少ないので新幹線駅を建てやすい。
もし新幹線をここへ通さないのであれば、中層ビル等をたくさん建設し、商業比率&子会社利益に利用。
初めはコンビニ、雑居ビル等を建設すれば良い。
平地部分はかなり発展している。また劣化気味ではあるがマップ内で唯一の農業組合所がある。
周辺がほぼ山で囲まれているため、他地域との接続が困難なので注意。
子会社は定石通り、駅周辺などの開発地域に建設すればよい。
各産業比率は大規模な子会社(建設費が高い子会社)を建設すると上がりやすい。
商業比率は比較的上げやすいので、娯楽を優先して上げると後半詰まることが減るはず。
あまり手を付けるのが遅いと先に住宅比率が上がりすぎてしまう。
開発地域を広げすぎて運輸比率が上がりすぎるのもNG。
用途地域を設定していると商業・娯楽建物が建設できない場所もあるので注意。
数百億円の子会社を建てるときは大突貫建設優待と助成金を併用すると負担を大きく減らすことができる。
(助成金はいつ出るか運なので、タイミングが限定されてしまうが)
初期段階の商業比率は15%
CPU(他社)も積極的に建設する。十分な開発用地があれば自社で手を付けずとも達成可能。
1マス当たりの物件価格も高めのものが多いため比較的上げやすい。
駅前の一等地を中心に中層ビルやデパートなどを多く建てると良い
(高層ビルを1棟建てるより中層ビルを複数建てた方が割安。ただしスペースを多く取るので注意)。
また、娯楽建物の近くにホテルや駐車場を建てるとかなりの利益が期待できるので、併せて建てると良い。
初期段階の娯楽比率は2%
CPUがあまり建設しないので、自力で子会社を建設していく必要がある。
商業系に比べると1マス当たりの物件価格が安い建物も多いため放置しているとなかなか上がらない。
駅前の一等地に劇場や遊園地A,B、歌舞伎劇場などを建てると良い。
1984年からは植物園、1985年から映画館Bも建設可能になるので、こちらも活用すると良い。
ちなみに建設費が高額だが、スタジアムAやタワーBを建てると比較的簡単に達成できる。
初期段階では林業比率が最大なので、アドバイスのように林業比率を減らす工夫をすると多少楽
(他産業約6億円で1%なので、初期段階はおよそ600億円相当と思われる)。
具体的には伐採所で林を刈り取るようにする(伐採所も林業なので、林業比率減少は即座に反映されないので注意)。
近くに製材所を建設すればある程度の利益が期待できるので、ここで得た利益を足がかりにして開発を進めると良い。
※「新幹線誘致」については事業プラン:新幹線誘致を参照。
本シナリオでプラン「新幹線誘致」実行に必要な費用は「900億円」。
かなり高額なので計画的に資金を貯めておきたい。
単にクリアだけが目的なら2年連続黒字を達成・株式公開後に銀行から多額の融資を受けて実行してしまえば良い。
株式公開開始前の配当を多めに支払っておき、大幅な新株発行をできるようにすると余裕を持って資金調達が可能。
新幹線の線路はマップを横断・または縦断する形で敷設される。
線路敷設予定地に2F以上の高さがある子会社や、3マス以上の長さ/幅があるL字型の水路・小川などの障害物があると建設できないので、
新幹線をどこに通すのかを事前に決めておき、用地を確保すると良い。
プランを実行すると地域の発展が活発になるが、運輸比率が大幅に伸び他の産業比率を押し下げる。
商業比率と娯楽比率は新幹線誘致前に達成させておきたい。
また、プラン実行から新幹線が開通するまでにはかなり時間がかかる。
建設場所にもよるが、少なくとも300日程度はかかると思って良い。期限までに開通できるよう、早めに実行すること。
費用の900億円は5年間に分割して計上される。
つまり、年に180億円ずつ剰余金が奪われることになるため、クリア後に開発を続ける場合には無配当による社長解任に陥る原因になる。
新幹線以外の減価償却を合わせると、毎年250〜300億円程度儲ける体質をつけておく必要がある。
単にクリアだけが目的なら株式公開後に多額の融資を受ければ良い。
融資で得た資金はプラン「新幹線誘致」の実行に使う事になるだろう。
融資を受けない場合は毎年確実に利益を上げ続けながら「公募増資」を実施すること。
ただし難易度やさしい以外では、期限の関係上、公募増資を行える回数が1~2回程度に限られる場合があるので、
どうしても足りない場合は子会社を売却して資金回収+売却益を得ると良い。
「黒いダイヤの復活」と異なり、安定した収入源を整備する必要があるので注意。
新幹線ホームの周囲の土地は非常に立地が良く、高額な子会社(スタジアムAや高層ビル等)でも稼働率100%&黒字が狙える。
子会社売却でも売却益を期待できるが、好立地を自社で経営しないのはもったいない。
クリア後もプレイするのであれば、用地を買い占めておくと良い。
これを見ると最後のシナリオが最後のシナリオではなくなる!!
TIPS#hyouka
石油が姥輪の南の盆地に存在するが埋蔵量は少ないため当てにできない。
シナリオ名「トンネルを抜けると」から川端康成の小説「雪国」を連想させる。
国境の長いトンネルを抜けると雪国であった
「雪国」の舞台は新潟県南魚沼郡湯沢町で、マップの地名も周辺地域にちなんだ名前となっている。
湯佐→湯沢 無窪→無黒山 飯志→飯士山 岩畑→岩原 神台→神立 舞戸→舞子 石氏→石打 中迫→中里
一之川→一之沢 姥輪→姥沢 滝ノ間→滝ノ又 大貞→大沢
隣町
魚妻(北)→魚沼 日藤(東)→日光 沼賀(南)→沼田 九日市(西)→十日市
新幹線は上越新幹線の再現。
因みに、シナリオ開始年の1982年は上越新幹線の開通の年である。
14226回
5回
14回
17人