目次 †
難易度「いばらの道」とは †
上級者向けの難易度。ゲームの基本的な流れは「標準」と変わらないが、以下のようなさらなる制限が加わっている。
- ゲーム開始時の資本金が少ない
シナリオの設定にもよるが、難易度「標準」時の半額になっていることもある。会社の持つ資金以外の資産の評価額は難易度によって変わらないので、必然的に初期資金が少ないということにも繋がる。
また、資本金が少ないことで銀行から受けられる融資限度額も少なくなっている。
街の大規模開発を行うには圧倒的に資金が足りず、銀行からの融資を最大限利用する必要に駆られることが多い。
また、事業プラン「株式公開」に必要な純資産に満たすために資本金だけでは足りず、高額の剰余金を稼がなければならないケースも多い。
- シナリオクリア条件の達成期限が短い
こちらは標準時の設定で自動的に決定される(シナリオ毎の差異はない)。
期限は難易度「標準」の約8割に短縮される様子。
やさしい | 標準 | いばらの道 |
2年 | 1年 | 1年 |
4年 | 2年 | 2年 |
6年 | 3年 | 3年 |
8年 | 4年 | 4年 |
10年 | 5年 |
12年 | 6年 | 5年 |
14年 | 7年 | 6年 |
16年 | 8年 | 7年 |
18年 | 9年 | 8年 |
20年 | 10年 |
22年 | 11年 | 9年 |
24年 | 12年 | 10年 |
- 自社の「会社ブランド」が0
自社の会社ブランドが全くない(無名な)状態から始まる。必然的に子会社の収益性は悪くなりがち。必然的に事業プラン「人員増強」で獲得できる社員も少なくなる。
- 社員達のアドバイス(立地等の評価)が得られない
難易度「やさしい/標準」では以下の状況で社員達がアドバイスをしてくれるが、難易度「いばらの道」ではこのアドバイスが得られない。
今までに培った経験を元に、立地の良さ、最適な経営方針を自分で判断しなければならない。
- 車掌 : 旅客駅/バス停/電停の建設時の立地判断
- 営業部長: 新規子会社建設時/他社子会社の買収時の立地判断、子会社の経営方針変更時の収益判断、子会社売却/撤去時の業績判断
- 証券社員: 他社株式の株価動向
- 子会社/土地の即時処分時評価額が40%(「やさしい」時80%、「標準」時60%)
「売り出し」に比べると即時処分時の子会社/土地の評価額は低減されてしまうのはどの難易度でも変わらないが、「いばらの道」だと半額を割り込んでしまう。
「街の発展のため、駅前に子会社を建てて即売却する」という方法を取る際資金の回収が難しくなるため、強引な開発手段は取りづらい。
- 「売り出し」による子会社/土地の売却での悪影響はないと思われる。
難易度による設定の差異 †
| やさしい | 標準 | いばらの道 |
資本金 (資金) | 多い | 標準 | 少ない |
クリア条件 期限 | 長い (標準の2倍) | 普通 | 短い (標準の約8割) |
会社ブランド | 常に100 | シナリオによる | 0からスタート |
社員状況 | 常に100 | シナリオによる |
事業プラン | 一部実行不可 (実行の必要がないため) | 全てのプランが実行可 |
子会社/土地の売却 (即時処分)時の評価額 | 80% | 60% | 40% |
融資金利 | 3%で固定 複数年融資でも利息変動なし | 5~15%の間で変動 複数年融資は利息上昇 |
不況 | 発生しない | 発生する |
立地など アドバイス | あり | なし |
シナリオ攻略一覧 †
全般的なポイント †
株式公開を目指す †
クリア条件に関係なく株式公開を目指すのがクリアへの近道。
株式公開後の融資が目的で、クリア期間の短いいばらの道では非常に重要。
会社情報に注意 †
いばらの道では路線や子会社に注意を払うだけではなく、自社の情報にも気をつけなくてはいけない。
自社情報はレポートの会社情報から確認可能。
改善するには主に以下の方法がある。
ブランド力 †
- 改善方法
- プラン:TVコマーシャル
- プラン:株式公募(増資)
業務負荷 †
- 改善方法(多忙な場合)
- プラン:人員増強
- プラン:業務効率化
- 子会社や駅などを減らす
- 改善方法(暇な場合)
- 子会社や駅などを増やす
- 人員削減(社員状況が悪くなる上、↑のようについでに収益が出ないのでオススメしない。)
社員状況 †
- 改善方法
- プラン:福利厚生
- プラン:社員旅行
- プラン:特別ボーナス
融資の活用 †
融資が不可能なシナリオ以外は、
開始すぐに融資を受け、マップの開発(問題点の解消や黒字化etc)を一挙に進めるといい。
1度に全額融資を受けるのではなく、2~3回に小分けにして融資を受けると返済計画が立てやすい。
株式公開すれば限度額が大きく増え、借り換えができるようになるので、
3~4年の借入期間で限度額いっぱいに借りてしまう方策もある。
株式・優待株の活用 †
優待目的も大事だが、それ以外にも株は活用できる。
とりあえず優待株を買っておき、
- 株価アップ
- もしもの時に売却して現金化できる(納税やら期間直前のブーストに活用できる)
- 株価ダウン
- 売却 > 買戻しで損益確定することで利益圧縮ができる。税金対策に。
特に上記の融資の前に、超合体銀行を100万買っておくと多少だが得をするはず。
行政助成金の活用 †
「クリア条件 = そのシナリオで欠けている産業を育てる」ということが多いので、
クリア条件に必要な産業が助成金対象に指定されることがたびたびある。
開発予定(もしくは開発中)の地域に助成金が設定されるかはランダム(運)なので、必ず活用できるわけではない。
ただうまく合致するとかなり開発が楽になるのでちょくちょく行政情報はチェックすること。
資源の活用 †
相場を見て消費地に輸送すれば利益をあげることができる。
社員状況や会社のブランド力を影響を受けないので、自社が最悪の状態で始まるいばらでは序盤の要となる。
- 港
- 港の海外輸出で利益をあげられるシナリオでは、6種の資源を隣町から仕入れて高頻度で輸出するだけで、クリア可能。
- 木材
- 森林に伐採所を建てまくって隣町or港から海外に輸出する。
伐採所を建てれば建てるほど都市内の木材の仕入れ価格が下がるため、輸出で利益が出やすくなる。
- 物流センター、卸売市場
- 農産水産を自都市で産出できるなら、安定した収入源になる。
農産水産を輸入に頼る場合は相場リスクがあるので依存しすぎないほうが良い。
子会社売り出しの活用 †
自社が最悪の状態で始まるため、序盤は子会社は資源系を除いて所持して経営するよりも、売り出して売却益を得たほうが建設費回収が早い。
遅くとも1年で立地が悪くなければ建設費以上の価格で売れる。
駅前に乗客増加と売却益を狙い子会社を建てる。
売り出しで売却。(駅ビルや二車線道路、ホテルと遊園地などの相乗効果などがあると高く売れる)
売却益で路線拡張&子会社を建てる、売り出しの繰り返しで事業を拡大する。
売却益が高額な場合は法人税に注意。資金に余裕をみておくこと。