目次

マップ

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特徴

BGM

花の踊り

クリア条件

条件期限
やさしい標準いばらの道
1年間子会社利益200億円12年以内(2003年3月31日まで)6年以内(1997年3月31日まで)5年以内(1996年3月31日まで)
2年間固定資産売却益100億円
3黒字決算2年連続

ストーリー

この街にあった当社の車両基地は、事業の整理や統合によって廃止され、その跡地は国や自治体と協議を重ねた結果、
国が推進している首都機能の分散移転計画の一つとして利用されることが決定した。
このプロジェクトにおける当社の役割は、用地を提供すると共に新市街における交通網を整備することであるが、
これは交通網以外の収益基盤を強化するまたとない機会でもある。
大株主からは交通網の整備と並行して積極的に子会社を建設し、年間子会社利益200億円を上げること、
及び開発によって資産価値が上がった用地を売却することで年間固定資産売却益100億円を出すことが求められ、
更に本来の鉄道運営に併せて会社全体の収支を安定させ、2年連続黒字決算を達成することも要求されている。

シナリオ開始時資産状況

やさしい標準いばらの道
資本金720億円600億円540億円
資金320億9573万円200億9573万円140億9573万円

攻略ポイント

大まかに2通りの攻略指針を取ることができるだろう。

  1. 子会社を充実させ年間子会社利益200億円を達成し、その後子会社の売却で年間固定資産売却益100億円を目指す
  2. マンションなど売却益が大きくなりやすい物件を先に建て、それらの売却益を元手に利益率の高い子会社を充実させていく

前者は比較的クリアの難易度は低いが、売却する物件によってはシナリオクリア後の収入源を失うことになる。
後者は長期的な開発をする際に有効。シナリオクリアだけを目指すならこちらを選ぶ必要はない。
黒字決算は、子会社利益を狙っていればさほど難しくなくクリアできるはず。

開発方針

最初からある程度の路線ができているのでそれを利用するように開発するといい。
ただし開始直後から闇雲に複線を繋げても赤字にしかならないので、まずは南北の基点の部分の開発をしよう。

既存路線の改善

開始直後、営業部長から「上宮谷線は収益が安定している」と言われるが、既存の上宮谷線・大浦線・鷺岡線は初期状態ではいずれも赤字路線である。
もっとも、収益と利益は別物(収益-費用=利益)であるので必ずしも間違ったことを言っているわけではないが・・・・
大まかに2つの問題があり、

  1. 3本の列車ともに運行区間が短すぎる
    • 特に隣接都市の大浦と間喜田駅を往復するだけの大浦線、小都市の相互を結ぶためにそもそも乗客需要に乏しい鷺岡線の赤字が深刻。上宮谷線は複数の集落を経由しているため、上記2路線よりはマシな赤字規模であるものの短距離であるために乗客が発生しにくい。
  2. 乗客需要に対して輸送力が過剰
    • 初期から運行している通勤形旅客列車は大量輸送で強みを発揮する一方、過疎路線では最低編成両数の2両(定員280人,最大乗車560人)でも輸送力が過剰になってしまう。3両ならどうなるかは明らか。

路線によっては列車の編成を減らすだけでも黒字化は可能であるが、初期時点で公共交通機関利用率が十分高いため、大浦線と上宮谷線については2路線を1つの幹線として直通させるだけでも収益が劇的に改善される。
問題は鷺岡線でこちらはあまりにも乗客需要が少なすぎて通勤形での黒字化は困難。
こちらは単行でも運用でき、過疎路線でも利益を上げやすい初期型や近郊形を投入するか、いっその事路線を廃止した方が良い。
初期社員数では事業プランを2つ以上同時実行できず新規での車両開発には様々な制約が出てくるため、
運行費用を抑えた車両を技術供与で持ってくるのが一番手っ取り早いだろう。
運行費用を最大限抑えた車両を投入すれば容易に黒字化する。技術供与での車両の導入はこのマップでするのがおすすめ。

全線複線化は敷設距離が長い上に障害物(子会社)を買収・撤去する必要があり、線路を敷設するだけでもかなり費用がかかる。
しばらくは単線で運行させるか、部分的に複線化させると良い。
ただし、町が発展してから子会社や土地の買収をしようとすると余計にも費用が嵩んでくるため、後回しにし過ぎるのも得策とはいえない。

まずは黒字決算を目指して

1年目からいきなり車両基地跡地の開発に着手すると、支出額が膨大になり発展もしにくいので会社経営が安定しにくい。
まずは間喜田と上宮谷の開発を行い、2年連続黒字決算を目指したい。
既存の駅周辺は比較的安価に買収できるので、そこに子会社を建てれば利益が出しやすい。
その後株式を公開できれば、銀行から多額の融資を受けられるようになるので、跡地の開発はそれからでも遅くない。

また、初期時点では3か所に隣町と接続する線路が存在するがいずれも単線接続である。
複線化させる場合は一旦撤去するかすぐ横に複線で敷き直す必要があるが、特に注意が必要なのは南側。

高架線路として接続されているため撤去すると莫大な処分損と処分費用がその年の支出として一括計上される
黒字決算を目指す際は撤去しても大丈夫かをよく確認しておくこと。
なお、これを逆手にとれば利益を抑えて法人税をカットすることも可能。

なお接続が単線のままでも自都市の外では無制限にすれ違いができるため、直前に渡り線を設ければ、複線接続と変わらない本数の運行が可能。
資金に余裕がない場合はお試しあれ。

熊尾工業団地の活用

アドバイスで活用をすすめられる、熊尾地区にある寂れた工業団地。
ここは港を建設できる場所で、最初から資源を使ってくださいと言わんばかりに製鉄所、製油所がある。
すぐさま工業化するのではなく、資源を集めて輸出や消費で資源関連利益を稼ぐという手もある。
自都市内には農産・木材(最初は上宮谷駅西に伐採所がある)・石炭(要地下資源)が生産できるので、輸送してくれば最初の1~2年は稼ぎ頭になってくれる。
ネックとしては、どの資源も輸送ルートが長くなりがちでコストがかさみやすいことと、
水産資源や石油は北の隣町・宮野から輸入が必要なこと。宮野は小都市のため価格の上下に注意する必要がある。
ただし、北の隣町と港は非常に近いので逆ザヤになったら外国から輸入して売りつけるということも出来る。
輸送には技術供与で改良を重ねた貨物列車があるとかなり楽になる(7両編成で運用できるとなおよい)。
ここで稼いだ原資を元手に子会社を建て、経営基盤を強くすると同時に条件クリアの下準備に使うとよい。
資材工場などを港周辺に建てて売り出すと、結構な固定資産売却益が期待できる。

子会社利益

子会社は定石通り、駅周辺などの開発地域に建設すれば良い。
年間利益200億円を達成させるには大規模な子会社も積極的に建設する必要があるだろう。
また、大規模な子会社は高額で売却できるので、クリア条件「年間固定資産売却益100億円」達成にも役立つ。

大規模な子会社を建てるとその分野の産業比率が大幅に上昇するが、
産業比率が高すぎると需要が低下し、子会社の売上減に繋がるので注意
対策としては子会社の種類が少なく売上の影響が小さい運輸に投資し、他部門の産業比率を相対的に下げていくこと。
十分な乗客需要が見込める駅を積極的に駅ビルCへ改築し、物流センターや港などを建設していくとよい。

なおプランで社員状況を活発にさせ、子会社売上の底上げを図ることも忘れないようにしたい。
積極的な子会社建設が必要な分人員も多く要するため、プランによる社員増強も必要になってくる。
ただし中途採用では採用した社員数に応じて社員状況が悪化してしまう点には十分注意のこと。

スタジアムと展示場を活用

車両基地跡地の北部には他社のスタジアムと展示場がある。
この近くに大型のホテル(BまたはC)を建設すれば、年間10数億の利益が期待できるのでオススメ。
その勢いで周辺の開発を進めたいところだが、このスタジアムと展示場は赤字物件
あまり周辺を発展させると、スタジアムと展示場が潰れて、他の子会社が建てられる可能性があるので、注意。

西側未開発地の利用

西側の森林地帯に工業施設や港・貨物輸入用駅などを設置して、資源で稼ぐプレイも可能。
ちなみに西側工業化&輸送拠点だけの開発でもクリア可能。

西と南へ接続し、資源を輸入して、それを子会社で消費あるいは港で輸出する。

新幹線の誘致

最初の2年を黒字で終え3年目に株式上場すると銀行から多額の融資を受けられるようになることで、
4年目には新幹線の誘致を事業プランから実行できるようになる(最速ならプラン費用が1020億円)。
普通にクリアするなら子会社を充実させた方が無難なのは言うまでもないが、
もし新幹線を開通させれば、運輸比率を大きく押し上げることによって他業種の比率を下げ、売り上げアップを狙うこともできる。
十分な利益が出る子会社を揃えていれば子会社数20社程度でも年間利益200億は達成可能。

このシナリオは基本さえ押さえていれば比較的好き勝手やってもクリア可能なため、
新幹線誘致が要求される「トンネルを抜けると」の予行練習と思ってやってみるのも良いかもしれない。

固定資産売却益の稼ぎ方

初期の更地で黒字を出すにはかなり開発が進んだ後でないと利益がまともに出ない上に、利幅もそれほど大きくない。
そのため固定資産売却益は子会社の売り出しで稼ぐのがオススメ。即時処分は確実に売れる・売れるのがすぐ。
「売り出し」は確実に売れるわけではない・売れるまで時間がかかるが、「売り出し」で売却をしたほうが利益が高い
年度終わりに多数の子会社に売り出し設定をしておいて、次年度10月程度まで粘る方法がオススメ。

子会社は以下の条件を満たすほど、比較的高く売れる。

  1. 一等地(駅前など立地の良い場所)にある
  2. 稼働率が高い(100%)
  3. 利益をたくさん出している

また建設価格の高い子会社ほど売却益の幅が大きい。
例えば、コンビニでは1億ほどの売却益しか望めないが、高層ビル等は数十億の売却益が期待できる。

駅前の中心地に大型子会社(高層マンションやらビル、ホテル等)を建てておけば比較的容易に達成できる。
立地の良い場所に他社の子会社があったら 買収>撤去 で土地を空け、自社の子会社を建てても良い。
クリアだけが目的なら「即売却」でまとめて売却してしまっても良い。

禁断の技

見たい方はこちら
ここでも使える。しかも最初からスタジアムがある。

初期の更地の利用方法

赤字にならない程度に即時売却をしていき、資金補充&黒字圧縮&固定資産税軽減を狙うといい。
そのほか、売却損が出やすい不要な土地の処分は早めにしておくとよい。

クリア後の開発を見据えるなら

既述のように駅前などの一等地に建てた子会社を売却すれば、クリア条件は比較的容易に達成可能であるが、
それは同時に稼ぎのいい子会社でもあるため自社の経営としては大事な収入源を失うことになる
(余裕があれば売却後買い戻すという手もあるが、ほとんど高額すぎて買い戻せない)。
そこでクリア後も経営を続け、街を発展させたい場合は、一等地以外にある子会社の売却でできるだけ稼ぎたい。
おすすめの物件は「マンション」である。駅前でなくてもよい立地条件になりやすく、様々な建物価格の子会社がある。
例えばマンションDは立地次第であるが、売り出しで20~30億の売却益になることもあるので、約5棟で条件を達成できる。

不況に注意

最初は港から輸出で稼ぐこともできるが、3年目後半の1994年1月になると急激にレートが悪化する。
取引価格をよく見て輸入、輸出を決めるか、取り扱いをやめてしまってもいいだろう。
また4年目後半の1995年1月から、阪神大震災などの影響と思われる不況になり、子会社の儲けがかなり減ってしまう。
駅前一等地に建てたデパートやホテルでさえ、売上追及は危険なので要注意。
1995年1月になったら経営方針をバランス重視や経費節約にしておこう。
難易度標準では5年目(1995年度)に子会社売り上げ200億を達成して、6年目(1996年度)に売却益クリアを目指すと思うが、
5年目以降は儲からないので4年目(1994年度)までに売り上げ目標を達成したい。
よって、最初の2年間は無難な黒字経営をし、3年目に株式公開をして一気に借り入れをして開発。
4年目に売り上げ目標達成というのがクリアの近道となる。

難易度やさしいの人は関係ない。

いばらの道攻略

いばらの道/新都心構想

ライバルデータ

新都心構想/ライバルデータ

備考

石炭の存在感

上宮谷町北部の台地のようなところ(1F)に石炭の鉱脈が眠っているが、埋蔵量は少なく運びだしも面倒なため使い勝手は微妙。
1~2年の間の資金稼ぎに使うのはよいが、あまりアテにしなくてもよい。
石炭は熊尾にある製鉄所で消費することになるが、北隣町の方が近いので輸入の方が無難。輸出だと利益が出にくい。また隣町は北・東ともに小都市で大量に輸出すると相場が崩れる。
なお年代の都合で製鉄所は建設できず、火力発電所は建設費が高いため、建てるのは非現実的。

伐採所の存在感

上宮谷町南部の丘には初期状態から伐採所があり、木材を産出する。
だがこの年代では製材所が建てられないので、活用するにはマップ中央から端まで運ぶしかなく、こちらも面倒。
買取価格もあまり高い場所がないので、投資に見合うかどうかは微妙なところ。

マップの元ネタ

地形のモデルは埼玉県の大宮駅と戸田市、蕨市周辺と推測され(荒川がやや太めになっているが)、
「車両基地跡地の新都心構想」という設定は、かつて大宮操車場の敷地であった場所がさいたま新都心として開発されたのをモチーフにしていると言える。
また、会話イベントでも、現実の浦和・大宮・与野の合併(さいたま市誕生)に酷似した合併の話題が上がったり、
「うますぎるお饅頭」というワードが出てきたり*1と埼玉ネタがちりばめられている。
地名の元ネタも、高崎線・宇都宮線(東北本線)などの大宮や埼玉にゆかりのある駅名の組み合わせと思われる。
熊尾→熊谷+上尾、鴻籠→鴻巣+籠原、岡谷部→深谷+岡部、上宮谷→上野+大宮+熊谷、田河原→高崎+宮原(または籠原) ⇒高崎線
古橋→古河+栗橋、間喜田→間々田+久喜、鷺岡→東鷲宮+白岡 ⇒宇都宮線

アクセス数

総アクセス数

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10回

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58人

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*1 CMの「うまい!うますぎる!」のフレーズが(地元民には)有名な埼玉ご当地お菓子「十万石まんじゅう」のこと

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