公爵で権力を持つ貴族の一人。前王マリクの親友で、現王ケイランの義理の父親(ロゲインの娘のアノーラがケイランの妻)。
オーレイによる支配からの独立戦争で最も活躍した人物。
元は農民であったが、後にマリク王と知り合い無二の親友となる。そして、戦争での功績から公爵の位を授けられた。
国民や騎士達からはフェレルデンの英雄として尊敬・畏怖されており、マリク王やイーモン伯爵からも戦友として信頼されていた。
マリク王亡き後は即位したケイランに仕えることとなった。
しかし、農民という出自から独立戦争での英雄となったロゲインと、若きケイランの理想主義的政略は次第に対立して行くことになる。
特に「オーレイとの友好」はロゲインの最大の武功であったオーレイとの独立戦争に真っ向から反する政略であり、
ロゲインにとってみれば自分の人生を奪われるに等しい行為に映ったに違いない。
ついにはオスタガーの戦いでケイランを裏切って見殺しにし、その罪をグレイ・ウォーデンに着せる。
その後はアノーラ王妃を幽閉した上で摂政を宣言し、恐怖政治的な手法で権力を掌握していく。
先述のように国民からの人気は非常に高く、本人の実力も相まって、ロゲインの裏切りを否定し、彼を支持する騎士・貴族は多い。
あのアリスターも、裏切りが発覚する前はロゲインを英雄と称し、指揮官としての実力の高さを評価していた。
選択によってはアリスターの代わりにパーティーに加わり、会話をすることで彼の意外な一面が見えてくる。