Montsimmardを制圧し、さらにはヴァル・ロヨーへの侵攻を図るエルフに対し、教会は彼らとの争いを聖戦であると呼びかけた。
デイルズにおけるこれらの侵攻に対する聖戦はデイルズ有徳軍(Exalted March of Dales)として知られている(編者注:有徳軍とは教会の名の下に聖戦を戦う十字軍のことをいう。ここでは対デイルズにおける十字軍のこと)。これにより、ヴァル・ロヨーに侵略し攻勢をかけていたエルフ族ではあったが、一方では首都ハラムシラルが征服されてしまい、逆に2期20年までには完全にエルフ達はオーレイの支配下におかれるまでになった。こうしてエルフ族の信仰や伝承はことごとく排除され、彼らの選択肢といえば人間の支配の下で生きのびるか、祖国を持たない流浪の民へと成り下がるかのどちらかしか残されていなかった。