フェイドから完全に切り離され、悪魔の影響を受けなくなったかわりに、一切の感情と魔力を失った魔道士を指す。
魔道士の才能に乏しく悪魔に抗しきれない者や、またはジョワンのような危険思想を持つ者が対象とされるが、
儀式に対する恐怖から、自ら進んで静者となる者もいる。
静者は、感情と魔力を失う代わりに高い集中力を得、ドワーフにも匹敵する職人になれるとされ、
そのエンチャント技術において、サークルに欠かせない人材である。
サークル・タワーには倉庫番をしているオウェインがおり、悪鬼に溢れて死体が転がる中でも平然と掃除をしている。
恐怖やパニックという感情すら起きない彼らは、ただ事件の解決を待っているだけなのであろう。
DA2ではリリウムの焼き印を額に焼き記すという手順が明らかになっている。
DA2ではテンプル騎士に刃向かう者や異議を唱える者、はたまた口封じやただの見せしめのために無理やり静者にされるケースが散見され、
静者化はテンプル騎士の横暴の代表例とされる(メレディスにいたっては静者にした魔道士を秘書代わりにしている)。
「静者とされるのは死よりも辛い」等、魔道士サイドのキャラが恐怖を覚えている描写がDAOよりも目立つ。