細かい部分は大きく省いています。
竜の時代41年。
セダス南部では大国オーレイの内乱と魔道士・テンプル騎士戦争という2つの大乱のため混迷を極めていた。
時の教皇ジャスティニア5世はセダス安定のため魔道士とテンプル騎士の和平会談を開催する。
しかし、会談の舞台である聖灰の神殿で謎の爆発が発生し、和平のために集まっていた人々、教皇を含め魔道士・テンプル騎士の重要人物はみな死亡してしまう。
さらに爆発の後、天が裂け、亀裂から悪魔が現れる。
そのような時、神殿の瓦礫の中から一人の人物が助け出される。
彼/彼女こそがDAIの主人公(審問官)である。
唯一の生存者である主人公、彼/彼女の左手には奇妙な印が宿っていた。
爆発の調査と亀裂対策に来ていたカサンドラ達からは、主人公は事件の核心を知る人物として疑われる。
しかし、カサンドラの仲間であるソラスから、主人公の持つ奇妙な印が亀裂を封じることに使えるのではないかという提案がされる。
半信半疑のカサンドラであったが、主人公は印の力を使いこなし裂け目を封じることに成功する。
謎の爆発以降、セダス各地に「亀裂」が出現し人々は悪魔の襲撃に怯えていた。
オーレイの内乱や魔道士とテンプル騎士の争いに加え亀裂の悪魔とセダス南部は多くの問題を抱えることになる。
そのような状況で亀裂を封じることに成功した主人公は、謎の爆発からの唯一の生存者であることも手伝って、アンドラステの使徒と呼ばれるようになる。
カサンドラは主人公の異能(亀裂を封じる力)を信じ、平和を取り戻すために審問会の結成を宣言。
そして彼/彼女をリーダーである審問官として祭り上げる。
出発は小さな組織であったものの、魔道士・テンプル騎士の生き残りの協力を得ることで組織の基盤を確立させていく。
しかし、突如現れた古の者の襲撃により審問会は壊滅的被害を受けることになる。
そこで古の者 コリーフィウスは自身が謎の爆発を引き起こした張本人であることを語る。
古の者 コリーフィウスに敗れた審問会は、ソラスの案内でスカイホールドという古城に辿りつく。
スカイホールドで再起を果たした審問会はコリーフィウスの野望を阻止するために行動を再開する。
しかし、コリーフィウスの計画は周到で、セダス全土に彼の魔の手は広がっていた。
そこで審問官はヴァリックを介して、かつてコリーフィウスを打倒したことがあるホーク(DA2主人公)に助けを求める。
ホークの助力を得た審問会はコリーフィウスの影響力を削るために、オーレイ地方のグレイ・ウォーデンを傘下に治め、さらにオーレイの支配者の支援も取り付ける。
十分に力を蓄えた審問会はアーバー平原に全兵力を投入し、コリーフィウスの部隊を打ち破る。
このようにしてコリーフィウスの力を削ぎ、セダスの治安を回復した審問会はスカイホールドでコリーフィウスへの最終決戦へ臨む。
古の者 コリーフィウスの脅威は去った。
スカイホールドでは審問官と審問会の偉業を称える祝宴が催される。
しかし、数々の助言を授けてくれたソラスは祝宴を境に審問会から消えてしまう。
エンディングのラストでソラスの意味深なシーンが流れて終わり。
(本編だけでは謎を残したままストーリーが終了。DLC「招かれざる客」で正式に完結する。)
本編には関係ないストーリーだが、続編に直接繋がる重要部分なので記載する。
数々の偉業を成し遂げた審問会。しかし、その規模はあまりにも大きくなりすぎた。
審問会の勢力増加を危惧したオーレイの呼びかけにより、竜の時代44年に有徳会議が開催される。
セダス南部の有力諸侯が集まる有徳会議。これを機と見たクナリ族は有徳会議への襲撃を計画する。
襲撃計画を察知した審問会は独自に調査を開始。
調べていくと、クナリ族の背後にはかつての仲間 ソラスの影がちらつく。
審問官達の活躍により、クナリ族の襲撃計画は未然に防がれる。
審問官はソラスに問い詰めるも、そこで明かされる彼の目的は衝撃的なものだった。
彼の目的は古代エルフ族の復権。それは現代の人間社会が崩壊することに繋がる。
またコリーフィウスの暗躍(DAI本編での出来事)は、ソラスの計画(の失敗)が原因であったことが語られる。
審問官とソラスの話し合いは平行線。両者分かり合えぬまま再び分かれることとなる。
有徳会議に戻った審問官は審問会の解散を正式に発表。
そして残った仲間と共にソラスの野望を阻止するためテヴィンターを目指す。