Emeriusが誕生。これは帝国によって築かれた最後の都市でもあり、街造りは強力な大賢者でもあったEmerius Krayvanのもとすすめられた。帝国から遠く離れた南方に位置するこの都市は、大量のエルフ奴隷を酷使した末に完成したため、陰惨な外聞に包まれ、奴隷マーケットの中心地「City of Chains」としても知られることとなる。
アラマリ人とテヴィンターの間で「Valarian Fieldsの戦い」がミンラーソス近郊で繰り広げられ、シャータンと彼に率いられるエルフ軍を味方につけたマフェラスが勝利をおさめる。シャータンは後に(アンドラステの信仰に)改宗し、Disciple(DAOでも出てきたDesciples of Andrasteのこと)をつくりあげる(ちなみに後に起こる「対デイルズ有徳軍」によってこれらは弾圧)。
また奴隷から解放されたエルフ族にはウェイキング海とフロストバック山脈にはさまれた土地が与えられ、エルフの新天地としてデイルズと呼ばれるようになる。蛮族や物取りの懸念を抱えながらも、大帝国から新天地へ徒歩で赴こうとする「長き旅路(The Long Walk)」の始まりである。
1035 TE(-160 Ancient)
大陸南部でアンドラステの教えを狂信的なまでに信仰するカルト達が急速に数を伸ばす。しかしながら大抵は十分に組織されておらず古代神を崇めていることからも評判は芳しくなかった。
こうした中、執政官のHessarianが古代神崇拝からアンドラステの唱える「創造主」信仰に改宗し、マフェラスの裏切りを暴露する行為に出る。これによってAlamarriはマフェラスを追放。治める者のいない無政府状態に陥ったセダス南域は、蛮族が横行し「Disciples of Andraste」が跋扈するかつての混沌とした時代に逆戻りする形となり、その中でその他の新しい信仰(総括的に「the cults of the Maker」と呼ばれる)が生まれたりもした。
編者注1:審問会(Inquisition)について:http://dragonage.wikia.com/wiki/Inquisition
ここでいう審問会(First Inquisition)はDAIのModern Inquisitionとは少し趣きが異なる。
元々の発足は、悪鬼やMaleficarum(下記)をはじめとする魔法の脅威からセダスを守ろうという意図のもと組織された(第一次ブライトを経たこの時期のセダスはブラッドメイジや古代神カルトが跋扈し混沌を極めていた)。後に教会に加わることになるこの集団によって「Seekers of Truth」と「Templar Order」が形成されていくことになる。
DAIのModern Inquisitionはセダスを守ろうという意図は同じだが、脅威の対象は未知のものでありそれを調査するために再結成されたもの。ちなみにこの調査の手始めとして行われたのがDA2のカサンドラの尋問。
Mage-Templar Warの「Revolt at the White Spire」での騒動の後に組織され9:40に再結成された。教会に万が一のことがあった場合に備えて教皇ジャスティニア5世によって再結成されたのがそもそもの理由。DAIの審問会は古の時代に創設されたFirst Inquisionと同様に何者にも属さない独立したファクションとして存在し、セダスの秩序を回復するために活動する組織である。