ダークスポーンと戦う戦士、及び組織全体を指す。
人間、エルフ、ドワーフなど種族にかからわず優秀な戦士達が集められている。
階級としては爵位こそ無いものの、上級騎士~貴族に相当する。
「グレイ」は中立を意味し、いかなる組織にも影響されないことを示す。
例え王族であっても身分に関係なく徴兵権を行使することができ、強引に人員を確保することがある。
そのためかつてフェレルデンから追放された事件があり、近年マリク王によって再びもどることを許された。
ダークスポーンの血を飲む洗礼を受ける事で、アーチデーモンやダークスポーンの存在を感知する能力を得る。
また、アーチデーモンにとどめを刺し、その魂を体内に取り込むことで相殺し滅ぼす唯一の能力を持つ。
その代償として、洗礼の生存率は高くはなく、生き延びたとしても徐々に穢れが進行して行き
30年ほどで最終的にはダークスポーンの奴隷グールと化す。
そのため、死期を悟ったグレイ・ウォーデンは地底回廊に潜り、命が尽きるまでダークスポーンと戦い果てるのが伝統となっている。
グレイ・ウォーデンとなることは戦士職にとっては最高の名誉であり、候補として選ばれることすら貴重な機会である。
ただし前回のブライトから400年もの歳月が過ぎているため、多くの人々はその存在について正確に認識していない。
フェレルデンにおいてはマリクとケイランの王族親子は信奉していたものの、
オーレイの再侵攻を懸念するロゲインはブライトによる両国の結束を快く思っていなかった。
ついにはオスタガーでの敗因と王殺しの罪を着せられ、その信用は地に落ちてしまう。
真偽は不明だが、モリガンによると「ウォーデンは血の汚れによるものか、精力がすごい伝説」があるらしい。
とりあえず主人公は、その伝説を実証できたようだ。
DA2では制服が採用されており、青と黒を基調とした鎧を装備している。
現役のウォーデンとしてストラウド、ジャネカ、ナサニエルなどが登場する。
展開によっては、ベサニー、またはカーヴァーが入隊する。
メインクエストで敵役としての登場になる。
ちなみにDA2同様の制式装備をしているのが確認可能。
「平和には警戒を。戦いには勝利を。死には犠牲を。」
(In Peace, Vigilance. In War, Victory. In Death, Sacrifice.)
ちなみに順番は割りと適当らしい。
(DAIのクラレル最後のシーンでは「戦いには勝利を、平和には警戒を」と言っている)