編者注:カンバーランド及びネヴァーラについて:http://dragonage.wikia.com/wiki/Nevarra
セダス中域に位置するネヴァーラは東に自由連邦、北にテヴィンター、南西にオーレイが隣接し戦闘意識が高い国でもある。首都は国のほぼ中央に位置するNevarra City。国土のほとんどは内陸にあり、ネヴァーラ南部の一部の地域のみがWaking Seaに面している。このWaking Seaに面した港町がカンバーランド(Cumberland)でデネリムの3倍の広さを誇るほど巨大な都市だという。
もともとネヴァーラは都市国家で形成される自由連邦の最大都市の一つに過ぎなかったが、有徳の時代に独立を果たし現在に至っている。
またネヴァーラは「Circle of Magi」誕生にとって由縁のある地でもあり、カンバーランドにあるCircl of Magiはセダスで最大の規模を誇り、各地のFirst Enchanterが集まって議論したりGrand Enchanterを決めたりするCollege of Magiもカンバーランドにある。(注:Awakeningでは「College of Magiに参加するので今からカンバーランドに向かう」というウィンとの一幕がある)
それ以外にもネヴァーラは過去にドラゴンハンターが活躍した場所としても知られ、現在ではオーレイに匹敵するほどの大国で土地の利をいかした豊富な財力を持つ。この地を出身とする主なキャラクターとしてカサンドラ(Pentaghast家については栄光の時代参照)やメリルがいる。
教皇の時代1:20 →【ネヴァーラ協定が調印】
ChantyとInquisitionの間で「ネヴァーラ協定(Nevarran Acccord)」が結ばれる。
この協定によって誕生したのが、「Circle of Magi」と「Templar Order」であり、Inquisitionのシニアメンバーは「Seekers of Truth」を結成した。「Circle of Magi」の誕生によって、メイジたちは正式に自らの能力を鍛錬する場所を得たことになるが、一方ではChantryが厳しい目を光らせる中で設立されたこともあり、メイジを監視・警戒する目的で「Templar Order」が併設された。
編者注:Nevarran Accordについて:http://dragonage.wikia.com/wiki/Nevarran_Accord
皇帝ドラコンの功績の一つだとされることもある「Circle of Magi」はこのNevarran Accordが成立したことで発足するわけだが、この協定が結ばれる以前は現在でいういわゆる「Templar」は存在せず、その代わりをInquisitionが担っていた。
Nevarran AccordによってChantryとInquisitionが統合され一本化されたことは、「Circle of Magi」が誕生したというだけでなく、Chantryが「Templar Order」という武装組織を手に入れたということでもある。
またInquisitionから派生したもう一つの組織「Seekers of Truth」とはヴァル・ロヨーの教皇直属の部隊で、「Templar Order」の目付役ともいえる。「Templar Order」を手にいれたChantryが内部から腐敗しないよう、または外部からの脅威にさらされないよう、Chantryを脅かすあらゆる対象を秘密裏に調査する集団で、時に(本来はTemplar Orderの領域だが)apostates狩りに関わることもあった。このようにTemplarが任務に失敗した際は必ずSeekersが介入してくるような関係のため、SeekersはTemplarsにとって畏れつつも蔑むような煙たい存在といえる。 http://dragonage.wikia.com/wiki/Seekers_of_Truth
ちなみに協定を機に始まった「Circle of Magi」は現在セダス中に15ある。
注:ゲーム中のロード画面では14とあるが、小説『Asunder』では15となっている。詳細を知りたい方は↓を参照 http://dragonage.wikia.com/wiki/Circle_of_Magi#Known_Circles_of_Magi
教皇の時代1:25
この期間のエルフ族は中立の姿勢を崩さず、この年にMontsimmard(当時のデイルズ国境にほど近いオーレイ南部の街。現在はグレイ・ウォーデンの拠点やCircle of Magiがある)が壊滅寸前まで追い込まれた時も傍観するのみだったため、オーレイの人々のエルフに対する感情は怒りへと変わっていった。