弓による遠距離攻撃ができる中衛クラス。
火力は前衛に劣るが、命中は随一。
高命中と遠距離攻撃が特長の物理アタッカー。
物理攻撃がかわされやすい本作において、「安定して攻撃を当てられる」というのは何よりも勝る長所である。
両手武器二刀流が不可能になったことと、狙撃に倍撃効果が追加されたことで他前衛との火力差も過去作からは縮まっている。
低Lvから使える「狩人の目」「足止め」もサポート技能としてかなり優秀。ゲームを通して最後まで非常に有用なため、固定メンバーである主人公に持たせておくと何かと重宝する。
ただし、攻撃面では申し分ないものの、準装までしか装備できない防御面は少し貧弱。前衛に出すと危険が伴う。
後衛からのLレンジ攻撃が適正ポジションだろう。
隠し特性として、足止め、狙撃は隠れる状態を解除しない、特器でも撃ち抜きが発動するなどがある。
能力 | 初期値 | Lvアップ時の上昇度合 |
HP補正 | - | 普通 |
---|---|---|
MP補正 | - | 普通 |
Hit(命中) | 16 | +1(全クラス共通) |
Avoid(回避) | 種族固有値 | (成長しない) |
Defence(防御) | (VIT÷2)+1 | 6Lvup毎に+1 |
攻撃力補正値 | (STR×3)-6 | |
Registance(特防) | (成長しない) | |
Spell Defence(呪防) | (成長しない) | |
Spell Enhance(呪攻) | 0 | 5Lvup毎に+1 |
LV | スキル名 | タイプ | 対象 | 効果 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 軽刃の心得 | パッシブ | 自身 | 装備制限解除 | |
1 | 特器の心得 | パッシブ | 自身 | 装備制限解除 | |
1 | 弓の心得 | パッシブ | 自身 | 装備制限解除 | |
1 | 軽装の心得 | パッシブ | 自身 | 装備制限解除 | |
1 | 狩人の目 | パッシブ | 味方全員/攻撃対象の敵 | 攻撃対象を選択する際、敵のHPを視認できるようになる。 | 誰か一人が習得していれば全員が視認可能 |
3 | 遠方射撃 | パッシブ | 敵1体 | 遠くの敵を狙うと矢の威力が上昇するようになる。 | 後列から敵最後列(前から4列目)の敵を攻撃した時ダメージ倍率が最大に |
4 | 準装の心得 | パッシブ | 自身 | 装備制限解除 | |
6 | 足止め | アクティブ | 敵1体 | 敵の足を撃ち抜き、微量のダメージを与えると共にHitとAvoidを下げる。 | 弓以外の武器でも使用可能 |
7 | 盾の心得 | パッシブ | 自身 | 装備制限解除 | |
10 | 撃ち抜き | パッシブ | 敵複数列 | 弓・特器を装備して物理攻撃を行った際、確率で攻撃が貫通し、後列の敵1体にもダメージを与えるようになる。 | |
13 | スキルトークン | パッシブ | 自身 | セット可能なストックスキル数+1 | 上限16個 |
15 | 集中 | アクティブ | 自身 | 1ターンを集中に費やし、次ターン以降「要事前の集中」と書かれたスキルを使用可能にする。ストックは1回分のみ。 | 集中が必要なスキルを習得するとセットで覚える |
15 | 狙撃 | アクティブ | 敵複数列 | 必中の狙撃を放つ。ダメージ2倍かつ撃ち抜きが必ず発動する。 | 要事前の集中 弓装備時のみ使用可能 |
21 | 乱れ撃ち | アクティブ | 敵1列 | 敵1列の不特定対象に3回攻撃。攻撃力が若干低下。 | |
28 | 狩りの奥義 | アクティブ | 自身 | 1ターンを集中に費やし、自身を「超集中」状態にする。 超集中は敵からダメージを受けると途切れるが、途切れるまでは集中状態が持続される。 | |
28 | パッシブ | 自身 | 習得者の「集中」を「狩りの奥義」に変化させる。 |
後衛配置の物理攻撃役として育てるのが基本になる。
重視すべきステータスは特に撃ち抜き発動率に関わるSTRとLUKであるが、今作は超集中の仕様変更によりAGIの重要性も高まっている。
職の経由状況によって重視するステを取捨選択すると良いだろう。(ニンジャ経由であればAGI・LUK重視等)
後列から弓による高火力を活かし攻撃する。相手の位置に左右されず攻撃できる点と狩人の目が強敵相手に光る。
VITを15程度になるまで振ってHPを確保した後、与ダメと高ランク弓の装備条件に影響するSTR、同じく装備条件と行動順に影響するAGI、確率発動するスキルの発生率に影響するLUCに振り込んでいく。優先順位的にはAGI>STR>LUCだろうか。
最終目標はもちろん最強弓のドランピアース(要STR24&AGI29)なのだが、それまでのつなぎに何を使うかで割り振りが変わってくる。
中盤~終盤にあるINT要求弓は恐らく他職が使用すると想定されていると思われるので、伸ばす必要性は薄い。
PIEは終盤を目処に10程度まで振っておくと装備が増えてとても便利。ただし無くても攻略は十分可能なので、最強装備だけでいいなら不要。
<参考:ナンバー2の弓群>
スキル名 | (基礎ダメージ倍率)×回数 | Hit修正 | 武器制限 | 備考 |
遠方射撃 | 最大距離で1.5?以降近くなるごとに-0.1?。 | なし | 弓、特器のみ | 自身の隊列も影響 |
足止め | (0.25)×1 | なし | なし | 撃ち抜きによりダメージが高く見える |
撃ち抜き | ※詳細参照 | なし | 弓、特器(+他種武器) | |
狙撃 | (2.0)x1 | 必中 | 弓、特器(+他種武器) | 表記ダメージに左記倍率がかかる 空蝉無効 撃ち抜き発動率100% |
乱れ撃ち | (0.5)x3 | なし | なし | 遠方射撃が乗らない?要検証 |
※遠方射撃の検証が非常につらい。もしかしたら全然違うかもしれない
他のスキルはたぶん大丈夫。
スキル所持者が行動可能な状態ならば、雑魚だけでなくボスのHPも表示されるようになる。
引き際を見極めることの重要性が高い本作において、狩人の目はゲーム内でも1、2を争う神スキルと言っても過言ではない。
ただし、スキル所持者が麻痺したり、気絶や死亡といった行動不能の状態異常に陥るとHPは表示されなくなる。
当然ながら麻痺エリアでも効果は発揮されない。
弓、特器装備時限定パッシブ。
撃ち抜きと異なり、特器+他種武器装備時は特器にのみ攻撃力ボーナスが付く。
自PTの隊列では前列、後列のみでの判定を行い、4人目、6人目間に効果の差はない。
ダメージは約25%に低下、HitとAvoidのダウン値は不明。 スペルのデバフと異なり、依存ステ無しの固定値。
命中さえすれば弱体効果は確実に発動するので、補助としてはなかなか優秀。
ただしフォースブレイクをかけると積んだデバフが消えてしまうので、敵がデバインアーマーを使い始める頃から使い勝手が悪くなる。
なお、足止めは「隠れる状態を解除しない」という点も覚えておくとよい。
弓以外の武器を装備した時でも使用は可能だが、二刀流時に実行しても弱体効果が発動するのは1回だけ。
弓、特器装備時限定パッシブ。 片手に特器を装備していればもう片方は武器種不問で効果が発動する。
特器(L射程)+S射程の武器で後列にもS射程武器が届くようだ。
発動率はSTR+LUC依存。
条件を満たしているなら通常攻撃だけでなくスキルでも発生する。ただし斬り込み系スキルでは一切発動しない。
ただし、撃ち抜き発動時には元スキルの特殊効果(ダメージ倍率修正や追加効果etc)は乗らず、若干のダメージマイナス修正が(恐らく0.8倍?)がかかる。また、遠方射撃の効果も乗る。
扱いやすい多段列攻撃。ファイターのラッシュ系と同様の扱い。
集中は不要なので、相手のDefを考慮しなければターン火力は1.5倍。
ちなみにスキル名に「撃ち」とあるが、弓以外でも問題なく使用できる。
レンジャー待望の単体火力スキル。弓、または特器装備時限定で使用可能。
片手に特器さえ装備していれば、もう片方は武器種不問で撃ち抜き含めて下記の効果が出る。
期待値のみで言えばターン火力倍率は1.0(狙撃は2倍だが事前の集中が要るので1/2)なのだが、表記ダメージを2倍に引き上げ、更に撃ち抜き&遠方射撃が確実に乗るので、実質「2.0×(遠方射撃倍率)×(種族特効)+後列の敵への撃ち抜き」となかなかの倍率&ダメージになる。
必中効果付与も低Lv時や補助を積まなくていい点で非常にありがたい。
本領発揮は狩りの奥義とデバインウェポンを覚えてから。こうなるとターン火力が急上昇し、非常に高火力なアタッカーたり得る。
なお、狙撃は「隠れる状態を解除しない」という点も覚えておくとよい。
ただし、過去作と比較すると、表記ダメージ2倍と引き換えにいくつかの点で弱体化もしている。
ファイターのラッシュ系やダンサーのステップ系など、レンジャー以外でも集中が必要なスキルならすべてに利用可能なので、ターン火力を大幅に増強することができる。
しかし、本作ではターン開始時にスキルを選択していても、実行前に集中状態が切れるとキャンセルされてしまうという、大幅な弱体化が行われている。
このため、今作で超集中を使うなら、高AGIまたは天竜の翼で確実に先制する、範囲攻撃を行う敵には超集中を控える、といった対策が必要になる。