Pathfinder: Wrath of the Righteous:呪術(Hex)について考える
Pathfinder: Wrath of the Righteous(以下「パスファインダーwotr」)の新要素「呪術(Hex)」について。
呪術について
今作からの新要素の1つ。
主にシャーマンとウィッチが扱う特殊アビリティ。
(その他のクラスでもアーキタイプで扱える場合があるがここでは割愛。)
呪術の強みは
・回数無制限で使用できる。
・セーヴで抵抗されても1ラウンドは有効なことが多い。
・ほとんどの効果がディスペルされない。
の3点。
低Lvで習得できる通常呪術にもぶっ壊れ性能のものが多く、これの有無でかなり難易度が変わってくる。
特に序盤は呪文発動回数でクレリックやウィザードが四苦八苦する中、回数無制限発動でバフやデバフをばら撒けるのは大きなメリット。役割の違いはあるがキネティシストの念動力と近い感覚がある。
コンパニオンではCamellia(シャーマン)、Ember(ウィッチ)が呪術を使用可能。
便利な呪術とその使い方
以下に挙げるのはすべてLv1桁で取れる通常呪術。
Lv10以上の上級呪術や霊依存の呪術は記載していない。
Protective Luck(和名:?)
30ft内の味方1体を対象とする特殊な防御バフ。自分自身には使用できない。
対象が敵の攻撃対象になった際に、敵は攻撃ロールを2回を振って、低い方の結果を採用する。
最初は1ラウンドのみだがLv8とLv16で持続時間が1ラウンドずつ増加。最大3ラウンド。
何度でも味方にかけられるのがポイント(1日1回制限がない)。
中盤以降=攻撃回数が多い敵が登場してくると恩恵を感じやすい。
表記にはないがChant(詠唱)/Cackle(魔女笑い)で持続時間を延長できる。
Fortune(幸運)
30ft内の味方1体を対象とするダイス目を強化するバフ。
1ラウンドの間、技能・攻撃・クリティカル・セーヴを2回振って良い結果を採用できる。
最初は1ラウンドのみだがLv8とLv16で持続時間が1ラウンドずつ増加。最大3ラウンド。
味方1人に対して1日1回しか使用できない。
力技だがChant(詠唱)/Cackle(魔女笑い)で持続時間を延長しまくればかなり長持ちする。
Chant(詠唱)/Cackle(魔女笑い)
Chant(詠唱)がシャーマン専用。Cackle(魔女笑い)がウィッチ専用。
細部に違いはあるがだいたい同じ呪術だと思って良い。
30ft内の全てのクリーチャーが対象で。
シャーマン/ウィッチが発動した怒り、幸運、邪眼、不運、魅了の効果を受けている場合、その持続時間が1ラウンドだけ延長する、と言うもの。
移動アクションで使用できるので、通常アクションの呪文や呪術と併用できる。
Protective Luckと幸運を使った味方のバフ時間を延長しながら戦う、みたいな荒業が可能。
味方の幸運と敵の邪眼を延長、みたいな使い方も。
Slumber(まどろみ)
30ft内の敵1体を眠らせる。
呪文のスリープと同様の効果だが、まどろみは敵HD(≒敵Lv)に関係なく実行可能。
HDでの無効化がないので、精神作用が有効な敵であれば意志セーヴを通せば誰でも眠る。Lv20超えの強敵でも眠る。
ただし、1体につき1日1回しか試行できない制限あり。
1体に1回制限があるものの、1日も何度も使えるのが便利。
邪眼 → 魔女笑い&まどろみ連打みたいな雑な行動でもかなり貢献できる。
Evil Eye(邪眼)
30ft内の敵1体を弱体化する。
対象のAC or 攻撃ロール or セーヴに-2のペナルティを与える(効果は選択可能)。
この効果は使用者の判断力修正値に等しいラウンド持続する。セーヴに成功しても1ラウンド持続する。
Lv8でペナルティが-4に増加する。
何回でも実行でき、セーヴに成功してもかならず弱体するのがミソ。
ただし、精神作用が効かない敵には無効化される。
Vulnerability Curse(和名:?)
ウィッチ限定。
30ft内の敵1体のエネルギー耐性を無効化する。
この効果はウィッチLvに等しいラウンド持続する。セーヴに成功しても1ラウンド持続する。
こちらも何回も実行でき、セーヴに成功してもかならず弱体化する。
これで属性ダメージを通るようにして、他の味方で属性攻撃呪文を当てるコンボが強力。
ウィッチ本人は攻撃呪文が苦手な点が残念。
Iceplant(和名:?)
AC強化パッシブ。
接触以外のACに+2の外皮ボーナス。
前衛に出るシャーマン向け。外皮ボーナスは基本的にスタックするため意外と有用。
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