【ディスコ エリジウム】各種TIPSとキャラメイク(ステ振り)
傑作怪作RPG「ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット(Disco Elysium)」の日本語版が8月25日に発売されました。日本語版に向けて備忘録的な内容になっています。
このページではTIPS(小ネタ)とキャラメイク等の情報を紹介。
各種TIPS
全般
攻略はあんまり見ないで自由にプレイしよう。
・時間制限/時限の非常に緩いので自由にプレイしよう。
フリーズすることが稀によくあるので適時セーブ/クイックセーブを。
・フリーズ頻出シーン:バルコニーの喫煙者
・フリーズ頻出シーン:死体をメジャーヘッドに降ろしてもらう
Lキー(L1キー)で各オブジェクトがハイライトされる。
ファストトラベルは3日目以降に利用可能。
・漁村に向かうとFTを使用可能になる。
時間
毎日07:30から02:00(夜中2時)まで行動可能。
・ただし、22時以降はほとんどのNPCが就寝してしまう。健康的だ。
時間は会話や調査(対話選択肢を選ぶ)することで少しずつ進行する。
・選択肢1回で約30秒(23秒)経過。
・既読済みの選択肢では時間経過しない。
・移動や放置では時間は経過しない!
・アイテム回収でも時間は経過しない!
一気に時間を進めたい場合は手帳や本を読んだりすればOK。
・(お金が余ったら)書店で本を購入しておくと便利。
・逆に言うと本を読むと一気に時間が進むので注意。
・主人公単独ならベンチで休むことで時間経過が可能。
思考・思考キャビネット
思考は固定化が完了することで本来の性能を発揮する。
・ほとんどの思考は初期性能が悪い。
・思考をセットをすれば時間経過だけで固定化が完了する。
・ただし、固定化したら装備の解除ができない。
(スキルポイント1消費で解除できるが消滅してしまう。)
思考は固定化が完了していなければ自由につけ外しができる。
・場面に応じて付け替えするとちょっとだけ有利に進行できる。
思考キャビネットはスキルポイント消費で拡張が可能。
・1ポイントで1枠拡張。最大12枠。
アイテム・装備
アイテムや装備は何個でも持てる。
・個数制限や重量制限はなし。
装備ごとのスキルボーナスを活用することが大事。
・場面に応じて付け替えするとちょっとだけ有利に進行できる。
スキルとスキルポイント
100XP獲得毎にスキルポイント(以下スキルP)が+1される。
・経験値稼ぎについてはこちら参照。
スキルPは「個別スキルのLv強化」と「思考キャビネット拡張」に使用。
スキルPは対話等のチェック発生時のために溜めておくのもあり。
スキルはLv8もあれば十分。
・難易度が高い(DC15以上)チェックは緩和手段が豊富。
・パッシブチェックだけならLv6でも9割クリア可能。
・Lv4あればパッシブの8割はクリア可能。
ゲームクリアに必須となる高難易度のアクティブチェックは以下。
権威DC16
修辞学DC16
論理DC18
悪寒DC20
ただし、捜査を進めることで難易度が緩和されるようになっている。
白背景のアクティブチェックは失敗してもスキルLvを上げれば再挑戦可能。
赤背景のアクティブチェックは1回のみチャレンジ可能。
アクティブチェックは失敗してもいい。
・必ずしも成功することが「正しいルート」ではない。
・失敗した場合のみ発生するイベントみたいなものある。
体力・気力(HPMP)
体力は肉体スキルの「耐久力Lv」依存。
気力は精神スキルの「意志力Lv」依存。
体力気力のどちらかが0になるとゲームオーバー。
・気力が0でもゲームオーバー。
・なので体力気力の初期値は2以上欲しい。
体力気力は消耗品(回復アイテム)で回復可能。
・回復アイテムは至る所で入手可能。
・探索をきちんとすれば数で困ることはないはず。
体力気力が0になってもすぐに回復アイテムを使えば死亡しない。
・結果が反映されるまでに少しだけ時差がある。
・すぐに回復すればゲームオーバーを回避できる。
宿で宿泊することで体力気力は全快する。
お金
ゲームモード(難易度)
難易度設定は[ノーマル]と[ハードコア]の2種類。
当然ながらハードコアのほうが難しい。1周目はノーマルモード推奨。
ハードコアモードの特徴
基本的にデメリットしかないが、少しだけメリットもある。
- メリット
- ハードコア専用の実績・トロフィーあり
- ハードコアクリア限定の周回特典あり
- 一部タスクでの入手XPの量が増加
- デメリット
- すべてのアクティブチェックの難易度が増加
- 入手できるお金の量が低下
- 店の商品の価格が増加
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キャラメイク(ステ振り)
このゲームには知性・精神・肉体・運動の4種類のアビリティ(能力値)が存在する。また各アビリティに紐づいたスキルが各6個存在(つまりスキル合計は4系統×6個で24個になる)。このアビリティとスキルの割振りによって主人公の特徴(性能)が決定する。
アビリティ(ステ振り)の具体的な効果は
・アビリティが高いとその系統のスキルの初期Lvが増加
・アビリティが高いとその系統のスキルの最大Lv(Lv限界)が増加
といった効果がある。
(スキルLvが高いほどゲーム中の[各種スキルチェック]が成功しやすくなる。)
つまりアビリティ(+スキル)が高いほどその項目が得意と言うことになる。
アーキタイプの選択
最初に主人公のアビリティ(能力値)とスキルの割振りを決定する。
この割振りが【アーキタイプ】によって異なる。
アーキタイプには
・知性と運動に優れた【思想家】(知5精1体2動4+百科事典)
・精神と肉体に優れた【神経質】(知1精5体4動2+内陸帝国)
・肉体と運動に優れた【肉体派】(知1精2体5動4+手と目の強調)
・自由に割り振りできる【キャラクター作成】(ステ振り自由)
の4種類が存在する。
「どのアーキタイプがいいの?」という話だが、効率的に捜査を進めたいなら【キャラクター作成】での設定がおすすめ。実際はどのアーキタイプでも問題なくクリアできるはず。
理由としては知性と精神の2項目に重要なスキルが揃っているから(後述)。
初回プレイ時のステ振りは知5精4体2動1 or 知4精4体2動2 or 知5精3体2動2みたいな感じにしておけばいいだろう。知性と精神で迷ったら知性重視がおすすめ。ちなみに初期状態でパッシブチェックを最も多くクリアできるステ振りは知4精4体2動2となる。
■初心者におすすめの初期設定(ステ振り)
・知4精4体2動2
・得意スキルは「耐久力@肉体」
これの長所短所が分かるようなら自由なステ振りを!
なお肉体(正確には肉体スキルの【耐久力】)は体力に影響するので1にするのは危険。体力が0になるとゲームオーバーになるため肉体1だとゲーム進行がけっこう厳しいかも。
(体力回復手段は豊富に用意されているので詰むことはない。)
同様に肉体1運動1と「2項目を最低値」にするのも避けたい。最低値の能力が2つもあると攻略の幅が大きく狭くなるため。
知性と精神がおすすめの理由
前述の知性と精神を重要視するのは関連スキルのパッシブチェックの回数が多いため。
(パッシブチェックと対話オプションのチェックは別物です。)
とりあえず【共感・論理・修辞学・内陸帝国】の4つを抑えておけばゲームを有利に進めることができる。
海外版での調査(Reddit)から引用すると以下のようになっている。
■登場頻度が高いスキル
精神:共感 (899回)
知性:論理(804回)
知性:修辞学(784回)
精神:内陸帝国 (662回)
運動:知覚(514回)
肉体:薄明(507回)
知性:概念化(505回)
■登場頻度が低いスキル
運動:手と目の強調(115回)
知性:視覚計算(187回)
肉体:痛覚閾値(197回)
運動:才覚(202回)
肉体:耐久力(235回)
全体で約10000回のパッシブチェックのうち約3割の3000回が知性と精神の4スキルで補えることが分かる(悪影響を避けるためのパッシブチェックを加えると回数が上記よりも少しだけ増える)。スキルチェックに成功することで行動/会話の選択肢が増えていくので、より深くゲームを楽しむことができる。
なおこれはパッシブチェックだけのカウントで、会話でのアクティブチェックは除外しているので肉体や運動のスキルがまったくの不遇と言う訳ではない。
- 参考:ステ振り初期状態でのパッシブ成功数
- 知5精4体2動1:5514
- 知4精4体2動2:5679
- 知5精3体2動2:3749
- ALL3:1792
- 知2精2体4動4:3866
知性がより重要となる理由
経験値稼ぎとして非常に優秀な思考で百科事典と概念化を要求されるため。
画像で見るチェック頻度と必要Lv
ノーマル(非ファイナルカット)のデータなので少し数値に誤差あり。
体力・運動の脳筋はダメなの?
別に脳筋でも問題ないはず。逆にパッシブ成功回数が減る=脳内会話が減ることに繋がるので会話が冗長と感じるならこちらのほうが合ってるかもしれない。
ただし、知性と精神の両方を1にするのは非推奨。知1精1体5動5みたいなやつね。(前述のように)能力1の項目を2つ作ると攻略の幅がかなり狭くなるのため。
- 同様の理由で「知5精5体1動1」みたいなのも非推奨。
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思考について
思考の獲得方法
「思考」は特定の行動/選択肢を選ぶことが獲得できる。
詳細は【ディスコ エリジウム】思考一覧参照。
思考のセットと解除
思考を獲得しただけでは効果が発揮されない。思考キャビネットの空スロットにセットしてはじめて効果が発揮される。
- スキルポイントを1消費することでキャビネットの枠を増設できる。
また思考は「固定化(後述)」が完了するまでは自由に付け替えが可能。思考を適時変更して特定のスキルを伸ばす、みたいな使い方ができる。ただし、思考が固定化するとスロットから外すことができなくなる。
固定化された後でもスキルポイントを1消費することで思考を外すことができるが、これをするとその思考が永久に失われてしまう。
思考の効果(ボーナス)
思考には初期ボーナスと最終ボーナスの2つの効果がある。固定化が完了してない状態では初期ボーナスの効果が発揮され、固定化が完了すると最終ボーナスの効果に変化する。
固定化は思考をキャビネットにセットした状態で時間が経つと進んでいく。
重要なことは最終ボーナスは固定化が完了するまでは表示されない(プレイヤーは効果がわからない)という点。極一部の思考は最終ボーナスがペナルティみたいな扱いになっているので注意したい。
- 毎晩の睡眠時間は固定化には反映されない。
- 夜に寝ても思考の時間は経過しない。
おすすめの攻略サイト
※すべて英語です。
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