【BG3】ブレードシンガーを考える

CRPG【Baldur’s Gate 3（バルダーズゲート3）】のブレードシンガーについて。
みんな大好き魔法剣士が追加されるぞーうおー！

はじめに

バルダーズゲート3パッチ8のストレステストが始まりました。
公式の予告にあったようにウィザードのサブクラスに「ブレードシンガー」が追加されています。
スキル周りをちょっとみたらいろいろとビルドが組めそうなのでメモっておきます。

ブレードシンガー概要

ブレードシンガーの長所は「フルキャスターでありながら追加攻撃を習得する」と言う点。これは大人気ビルド「ソードバード」と同様。あちらは遠距離戦闘（＋技能）が強いけど、こっちは近接戦闘が得意な感じか？
ただし、特徴の関係で武器がダガー、ショートソード、レイピア、シミター、ロングソードに制限される。まあこの武器種は序盤から優秀なものが拾えるので困ることは少ないはず。
弱点は盾が持てないことと、HPが低いこと。自前の防御バフが優秀ではあるが、かなり打たれ弱い点には注意が必要。また呪文の集中も素の状態ではけっこう厳しい。

以下、呪文や特技の解説。

Lv1：Booming Blade（初級呪文）

ブレードシンガーの主力兵器。
初級呪文だが通常攻撃と同じように追加攻撃習得後は2回発動可能になる（加速中は3回使える）。さらにこの呪文後にスマイトを適用できる。
雷鳴ダメージと特殊な弱体を与えるので既存の装備と相性が良さそう。

  • 普通の初級呪文なのでブレードシンガー以外も習得可能。

Lv2：戦争と歌の訓練

マルチクラスをしなくても必要十分の装備習熟を得られるのが〇。

以下の項目の習熟を得る。
・軽装鎧
・ダガー、シックル、ショートソード、レイピア、シミター、ロングソード
・芸能技能

Lv2：刃の歌

このクラスの目玉能力。どちらかというと防御寄り。
強敵戦ではこれを使用してから敵に突っ込むことになる。

10ラウンドの間、複数の項目を強化する強力な防御バフ。回数制限あり。
以下の項目を強化する。
・ACを習熟ボーナス分だけ増加
・移動速度+3m
・軽業判定が有利化
・CONセーヴを習熟ボーナス分だけ増加
・特殊アクション「Bladesong Climax」追加

また中ー重装鎧や盾を装備していると発動しない。
軽量片手武器以外の武器を装備していても発動しない。
（二刀流でも武器種が適正なら発動可能。）

Lv2：Bladesong Climax

チャージを消費して敵に力場ダメージを与える、もしくは指定の味方を回復する。
これを発動するとラウンド途中であっても刀の刃が終了する。

Lv6：追加攻撃

他前衛クラスと同じ能力。
Booming Bladeが2回使えるようになる。

Lv10：防御の歌

刃の歌発動中、被弾ダメージを呪文スロットを消費して軽減する。
防御効果は強力だがスロット消費をどうとるか。

ブレードシンガー12（基本形）

前衛で戦う魔法剣士。

Booming Blade（Lv1から状態効果付与、Lv5以降は雷鳴ダメージ追加）を使用することで秘術の相乗効果（武器ダメージに術者能力補正を追加）と反響付与を狙う。Lv6の追加攻撃習得後は1ラウンドに2回Booming Bladeが発動するので火力と状態異常付与でなかなか強力。

種族・出自

たぶんそこまでは差はでないけど主人公で運用するなら定番のウッドエルフ、ハーフウッド（移動速度）、ザリエルティーフリング（小奇跡と2種のスマイト呪文）、ギスヤンキ（技能習熟）、ハーフオーク（クリ強化）と定番の種族が候補になる。
接近戦をする関係上、小型種族は若干相性が悪い。

出自はお好みで！

ステータス

重要ステータスはDEX・INTの2種。

その１：バランス型

最低限HPを確保した上でINT22を目指す。
特技が2つ必要になる点が欠点（戦場の術者が欲しい・・・）。

項目初期値強化最終
STR8–8
DEX16（+1）–16
CON13特技：セーヴ習熟+114
INT17（+2）イベ：ハグ+1
特技：能力値+2
イベ：鏡+2		22
WIS8–8
CHA12–12

その２：会話型

魅力を上げることで会話関係に強くする。特技枠も1つ余裕がでる。
ただし、魅力14になるのは3章中盤以降。
またウィザードは素のHP成長が低いのでかなり低HPになる。

項目初期値強化最終
STR8–8
DEX16（+1）–16
CON12–12
INT17（+2）イベ：ハグ+1
特技：能力値+2
イベ：鏡+2		22
WIS8–8
CHA13イベ：鏡+114

その３：ゲイル用

主人公以外でブレードシンガーをするならこれが無難。
ハグを他キャラで使う想定。

項目初期値強化最終
STR8–8
DEX16（+1）–16
CON14–14
INT16（+2）特技：能力値+2
イベ：鏡+2		20
WIS10–10
CHA10–10

特技（特技候補）

特技名説明
能力値上昇：INTINT20以上を目指すなら1つは必須。
場合によっては2回習得するのもあり。
戦場の術者呪文集中の面ではCON習熟よりも重要。
前線に出るため集中維持対策は必須。
セーヴ習熟：CONCONが奇数の場合には取る価値が高い。
前線に出るため集中維持対策は必須。
凶暴な戦士ダメージ増加系特技では一番効果が高いはず。
呪文狙撃手※要調査
Booming Bladeでも効果がでるなら一考の価値あり。
クリティカル装備と併用すれば爆発力は期待できる。
元素の達人※要調査
Booming Bladeでも効果がでるなら一考の価値あり。
終盤は雷鳴よりもベハル鎧の刺突がメインになるで優先度は低い。
警戒特技枠が余ったら。
不意打ち防止もそうだがイニシアチブ増加も強い。

重要装備

Booming Bladeは初級呪文だけど、内部的には通常攻撃扱いされている可能性あり。
（初級呪文がトリガーの効果が発動しないかも？）

頭：秘術の相乗効果の王冠

敵になんらかの状態効果を与えると秘術の相乗効果を得る。
Booming Bladeでも発動するし、戦地の空の手袋等の反響でも発動する。
武器攻撃のダメージ底上げ。

頭：秘術の感覚の兜

武器攻撃でダメージを与えると秘術の感覚を得る。
呪文の命中率を上げる。
戦闘魔道士の力の手袋のバグが治っていればそっちで補うことができる。

手：戦地の空の手袋

敵に雷鳴ダメージを与えると追加で反響を付与する。
Lv5以上ならBooming Bladeの雷鳴ダメージで発動する。

手：戦闘魔道士の力の手袋

※要調査
武器の攻撃ロールで状態異常を与えると、装備者は秘術の感覚を得る。
呪文の命中率を上げる。

足：嵐音のブーツ

敵になんらかの状態効果を与えると追加で反響を付与する。
戦地の空の手袋とセットで用いる。

指：悪意の雷鳴の指輪

反響状態の対象に雷鳴ダメージを与えると、対象を幻惑状態（CONセーヴ）になる。
反響付与装備とBooming Bladeとのコンボで発動を狙う。

指：秘術の相乗効果の指輪

※要調査
初級呪文でダメージを与えると、秘術の相乗効果を得る。
武器攻撃のダメージ底上げ。
これが発動するなら頭装備の自由度が上がる。

指：元素付与の指輪

※要調査
初級呪文で雷鳴ダメージを与えると、次の武器攻撃に雷鳴ダメージ追加。
武器攻撃のダメージ底上げ。ダメージ+1d4。

指：アブソリュートの力の指輪

装備者が烙印を受けていると雷鳴ダメージの呪文と攻撃を強化する。
武器攻撃のダメージ底上げ。ダメージ+1なので優先度は低い。

首：元素強化のネックレス

※要調査
初級呪文で雷鳴ダメージを与えると、ダメージに呪文修正値を加算する。
Booming Bladeの威力底上げ。

ファイター2 / ブレシン10

以下のビルドの種族/ステータス/装備は基本形を参照。

  • メリット
    • CON習熟が付く。
    • 「怒涛のアクション」を使用できる。
  • デメリット
    • 特技が1枠減る。
    • 特殊能力の関係上、重装鎧や盾習熟は活かせない。
    • Lv7呪文が習得できない。
    • 呪文スロット数が少し減る。

パラ2 / ブレシン10

スロット数を活かした一撃連打型。
Booming Bladeから一撃の発動も可能。
パラディンのサブクラスはお好みで。
（Lv3からのサブクラス特徴が使えないのでどれを選んでも大差なし。）

  • メリット
    • 「神聖なる一撃」を使用できる。
  • デメリット
    • 特技が1枠減る。
    • 特殊能力の関係上、重装鎧や盾習熟は活かせない。
    • 呪文スロット数がほんの少し減る。

ブレシン6 / 伝承バード6

バードの便利能力のほとんどがカバーできる万能型ビルド。
完成が遅いがもっとも総合力は高そう。

  • メリット
    • 呪文スロット数をフルで維持できる。
    • 3個の通常技能と2個の強化技能を習熟する。
    • 「休息の歌」が使用できる。
    • 「バードの声援（小休憩回復）」が使用できる。
    • 「魔法の秘密」でウィズ系以外の呪文を習得可能。
      • Lv1候補：アガシスの鎧、呪い、聖域
      • Lv2候補：トゲ密生
      • Lv3候補：ハダルの飢え、活力のオーラ
  • デメリット
    • 特技が1枠減る。

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