Fell Seal:プレイしての感想
「Fell Seal: Arbiter’s Mark(フェルシール)」の感想・評価です。
はじめに
このゲームをプレイ中に日本語版の発売日が決定しました。
2021年1月28日(木)発売で、価格はパケ版:3480円(DL版:3,100円)だそうです。
TGSでのリリースからけっこう早く決まった感じです。
値段も手ごろなのでSRPG好きなら買おう(宣伝!
- 日本語版公式サイト
感想
7割ファイナルファンタジータクティクスな骨太SRPG。ジャンル的にはオーソドックなクォータービュー型のシミュレーションRPG。
インディー系作品だが細部まで細かく作り込まれており、ゲームバランス・難易度・ボリュームともにメジャー作品に負けない完成度になっている。とりあえずSRPG系のゲームが好きなら買って損はしない。間違いなく値段以上に楽しめる出来。
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良い点
多彩な難易度設定
難易度自体が5個あり、さらに項目を個別に調整可能。このためSRPG初心者から上級者まで楽しめる。
ちなみに通常難易度(Veteran)でもけっこう難しい。最高難易度(Very Hard)だとヤバイくらい難しい。
難易度の詳細については「Fell Seal:難易度について」参照。
育成とキャラビルドの幅が広い
クラス数が30以上、アビリティー数が300以上あるのでビルドが幅広い。
鉄板構成みたいなのが存在するが、様々な組み合わせの試行錯誤が楽しい。
6月のアプデで仲間モンスターも追加され、さらに豊富になった。
ボリューム盛り沢山
普通にクリアするだけで40時間以上。
やり込み要素で10時間以上。
さらに周回プレイで~、とかなりのボリュームがある。
継続的なアップデート
2018年発売のソフトだが2020年末でも継続的にアプデをしている。
バグやバランス調整がメインだが2020年6月には大規模DLCの配信も。
賛否ありそうな点
キャラデザイン
かなりマイルドだが洋ゲー特有のバタ臭さがある。
(※グラフィックの質自体は丁寧なドットで作られている。)
派遣(ミッション)がリアルタイム依存
このため派遣コンプにはかなり時間が必要になる。
(FFTではゲーム内日数で進行したので割合簡単にコンプ可能。)
派遣自体はまったくさらわずにクリアできるが関連実績あり。
命中率の数値が信頼できない
スパロボやFE並に命中率が信頼できない。99%でもちょくちょくミスする。80代はかなり信頼性が低い。
あくまでも個人の体感。ただSteamでも同様の意見が散見される。
全体的に地味
派手な演出がほとんどない。
ボイスやムービーは当然なし(オープニングムービー除く)。
落ち着いているととらえるか安っぽいととらえるか?
気になる点
異常に強いアビリティーの存在
極少数だが壊れスキルがあり、これを活用できるかで難易度が大きく変わる。
キャラビルドに繋がる部分でもあるので一様に悪いわけではないが…
ちなみにゴミクラスみたいなのはない。職バランスはあまり悪くない。
マップの回転ができない
マップの向きが固定されている。
(LRボタン等での回転機能がない。)
このため一部の敵や宝箱の視認がむずかしくなる場合がある。
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