Pathfinder: Wrath of the Righteous:アーケイニストのメモ
Pathfinder: Wrath of the Righteous(以下「パスファインダーwotr」)のクラス/アーキタイプについてのメモ書き。
今回はArcanist(アーケイニスト)についてです。
キングメイカー既存のクラスについては感想省略。以下のサイトを参照くださいませ。
https://www.spoiler.jp/game/pathfinder_km/
Arcanist(アーケイニスト)
知力型秘術使いの新規クラス。ウィザード、ソーサラー同様のLv9秘術使い。
呪文使用の汎用性が高く、ウィザードとソーサラーの良いとこどりのような便利屋。
メイガスの秘術集積に似た「秘術蓄積」という能力を持ち、蓄積ポイントを消費して「アーケイニストの秘儀」や通常呪文を強化して戦う。この「アーケイニストの秘儀」がウィザードの系統能力・ソサの血脈にあたるものになっている。
ウィザード+ソーサラー+メイガスを3で割って武器攻撃能力を削除したような感じ。
PRD日本語版に該当ページがあるので詳細はそちら参照。
役割としてはウィザード、ソーサラー同様の後衛での支援・攻撃役。知力クラスなので技能役としても期待できる。ポテンシャルの高いクラスであるが、その複雑性のため中級者以上向け。
高Lvの呪文を習得することに価値があるので基本はマルチせずにアーケイニスト1本で育てるのが無難。
クラス評価
普通の秘術使い的な評価。
- 難易度:4
- 近接:1
- 遠隔:1
- CC:3
- 魔法:5
- 支援:2
- 防御:1
アーキタイプ
Brown-fur Transmuter(茶毛の変成術士)
変成術系統に特化したアーキタイプ。
アーケイニストの秘技習得数低下の代わりに変成術を強化するいくつかの能力を得る。
変成術の効果が強化されるこで主にサポート能力が向上する。目玉は自身対象の変成術を他者に使用可能になる「Share Transmutation(変成術付与)」。強化されたエンジェリック・アスペクトとかドラゴンカインドとかを他者に使用できるってやばい。神話技能「Greater Enduring Spells」があれば効果時間も24時間ですよ。
ほとんどベースクラスと同じ感覚で使えるのでサポート役が欲しい場合は有力な候補になる。
Eldritch Font(妖力の泉)
準備できる呪文の種類が低下する代わりに使用回数が増加するアーキタイプ。
アーケイニストの秘技習得数低下の代わりに任意の呪文を瞬間的に強化するいくつかの能力を得る。
呪文知識(有用さ)の理解度が重要になる。呪文強化能力も使用タイミングを見極めるプレイヤー自身の知識量が重要になるイメージ。
Nature Mage(和名:?)
ウィザード系秘術の代わりにドルイド呪文が使用可能になるアーキタイプ。
呪文系統の違い以外に変化はない。
ただし、ドルイド呪文よりウィザード呪文のほうが便利なものが揃っているのでプラスマイナスを考えると微妙。知力依存の信仰術使いとして価値があるか?(技能役としても起用できる)。
Phantasmal Mage(和名:?)
ノーム種族限定の呪文修正の能力に特化したアーキタイプ。
アーケイニストの秘技習得数低下の代わりに任意に呪文修正を付与する能力を得る。
(この呪文修正は秘術蓄積を消費して発動させる。)
特技枠を節約できることが最大のメリット。ノームでしか選択できないことがデメリット。
ほとんどベースクラスと同じ感覚で使える。
Unlettered Arcanist(無学のアーケイニスト)
ウィザード系秘術の代わりにウィッチ系秘術呪文が使用可能になるアーキタイプ。
さらに使い魔の能力を得る。
失うもの能力はないため、スペル種類が気にならないなら気分的にお得。
ただし、ウィッチ系秘術自体のクセが強いので注意。
White Mage(白魔道士)
回復能力を強化したアーキタイプ。
アーケイニストの秘技習得数低下の代わりにクレリック同様の任意治癒の能力を得る。
エネルギー放出や信仰呪文が使えるわけではないので回復能力自体は微妙。メインの回復役としては心もとないが秘術使いがそれなりに回復行動を行えるということが利点になる。
ほとんどベースクラスと同じ感覚で使えるのでサブの回復役が欲しい場合は候補になるか。
Magic Deceiver(和名:?)
DLC「A Dance of Masks」の追加要素。
アーケイニストそのものから大きく変更が入った特殊なアーキタイプ。
かなーり複雑なアーキタイプで上級者向け。
上位呪文(Lv7-9)とすべての秘技を失う代わりに2つの呪文を合成する「Magic Fusion」能力を得る。この能力を使うと融合したオリジナル呪文を呪文書に準備することが可能(呪文修正みたいな能力)。例えば、範囲攻撃呪文(例:ファイアボール)+デバフ呪文(例:ヒディアスラフター)を融合してダメージ+CCの呪文を作り出すことができる。
また信仰クラスの領域に似た「Ways of the Deceiver」を1つ選ぶことになる。選んだWayに応じてLvごとに固有の能力を習得していく。アーキタイプの中でもさらに分派が生じる。
ちなみに呪文詠唱能力もINT → CHAに変更されている。
非常にポテンシャルがあるアーキタイプであり、これを選択する価値はある。
ただし、アーケイニスト本来の呪文バフ能力は失われる点に注意。
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