Pathfinder: Wrath of the Righteous:オラクルのメモ

2021年11月13日

Pathfinder: Wrath of the Righteous(以下「パスファインダーwotr」)のクラス/アーキタイプについてのメモ書き。
今回はOracle(オラクル)についてです。
キングメイカー既存のクラスについては感想省略。以下のサイトを参照くださいませ。

■パスファインダー:キングメイカー 攻略サイト
https://www.spoiler.jp/game/pathfinder_km/

Oracle(オラクル)

多様性が長所となる魅力型の信仰呪文クラス。回復・支援寄りの中~後衛クラス。
Lv9信仰呪文、呪文準備いらず、標準BAB、技能ポイント3とカタログスペックは中々。
後述の「神秘」「オラクルの呪い」がこのクラスの特徴で、いろいろなビルドが考えられる。

「神秘」はクレリックの領域みたいなものでボーナス呪文や啓示(領域能力みたいなやつ)を得る。領域同様にLv1で指定したらあとは変更できない。
「オラクルの呪い」はメリット・デメリットが共存する特殊能力でこちらもLv1で指定する。必ず指定しないといけないためデメリットを考慮する必要がでてくる。
この2つの特殊能力の選び方次第でいろいろなタイプのオラクルが誕生する。
例えば、生命の神秘を選べば正のエネルギー放出が扱えるようになるのでクレリックのように振舞えるし、闘争の神秘を選べば武器熟練系ボーナスを習得するので前線で戦いやすくなる。という感じ。
PRD日本語版に該当ページがあるので詳細はそちら参照。

クラス評価

支援型の呪文クラスという評価。

  • 難易度:3
  • 近接:0
  • 遠隔:1
  • CC:2
  • 魔法:4
  • 支援:5
  • 防御:1

アーキタイプ

Divine Herbalist(和名:?)

回復面を強化したアーキタイプ
神秘の種類と啓示の数が減少する代わりにポーション作成と癒しの手のような能力を得る。
このアーキタイプの固有の能力は薬品類で補えることが多いので、弱くはないが選択する価値が薄い

Enlightened Philosopher(悟りし哲学者)

知識判定に強くなるアーキタイプ
神秘の種類が減り、一部の啓示が固定化される。
Lv20になるまではほぼほぼベースクラスと同じ。ただし、オラクルはINT(知識判定)を上げる必要がないので相性はあまり良くない。
Lv20の最終啓示が霊の種類に関係なく「魅力依存で全セーヴ強化 & 過労・疲労・混乱・吐き気・不調状態に対する完全耐性 & 知識判定が自動でダイス20」というものに固定される。通常霊の最終啓示も同様に強力なものが多いので、それを考慮して選ぶこと。

Lone Strider(和名:?)

移動面に特徴があるアーキタイプ
神秘の種類が減り、一部の啓示が固定化される。
オラクルに移動関連の能力はそこまで必要ないので選ぶ価値はあまりない。

Possessed Oracle(憑かれしオラクル)

意志セーヴが強化されるアーキタイプ
呪いと啓示が固定化されるが意志セーヴが強化される。
デメリットのほうが多いので選ぶ価値がほぼない。

Seeker(和名:?)

特技数に利点があるアーキタイプ。
啓示が2個減って、呪文系ボーナス特技3個と手先の早業強化を得る。
ボーナス特技の種類が呪文関係に限定されているが収支的には大きくプラス
後衛の呪文タイプで育成するならほぼほぼベースクラスの上位互換と言える性能。呪文タイプの育成ならとりあえずこいつにしとけば間違いない。

Wind Whisperer(和名:?)

風や雷の呪文を習得するアーキタイプ
神秘と一部の啓示が固定化される。
習得する呪文や固有啓示が便利なものが揃っているので悪くはない。ただし、格別良くもない。

Purifier(浄化する者)

アアシマール専用の特殊アーキタイプ。タンク型スペルキャスター。
啓示を3個失う代わりに、重装鎧習熟、鎧修練、対デーモンへのエネルギー放出能力を得る。
ただし、これらの能力は通常の神秘(戦闘)で大部分補えるため、収支的にはマイナス
あまり選ぶ価値がないアーキタイプ。

Dual-Cursed Oracle(和名:?)

DLC「The Lord of Nothing」の追加要素。

呪いを2つ選ぶ代わりに啓示が2つ追加されるアーキタイプ
呪いの性質を理解していればベースクラスよりも性能は上になる。例えば説得判定を捨ててDemonic&Hellboundを選ぶ、みたいな。
ちなみに1つ目の呪いはクラスレベルでデメリットが軽減されるが、2つ目の呪いは軽減されない点に注意。

オラクルの万能性は少し損なわれるが、総合的にはなかなか優秀なアーキタイプ。