【BG3】バーバリアン
傑作CRPG【Baldur’s Gate 3(バルダーズゲート3)】のクラスについて。
ここではバーバリアンについて解説。
- 1. 特徴
- 2. 基本情報
- 3. レベルアップ表
- 3.1. Lv1:激怒
- 3.2. Lv1:鎧わぬ守り
- 3.3. Lv2:捨て身の攻撃
- 3.4. Lv2:危険感知
- 3.5. Lv3:激怒チャージ追加
- 3.6. Lv3:《サブクラス選択》
- 3.7. Lv4:【特技選択】
- 3.8. Lv5:追加攻撃
- 3.9. Lv5:高速移動
- 3.10. Lv6:激怒チャージ追加
- 3.11. Lv6:《サブクラス特徴》
- 3.12. Lv7:野生の直感
- 3.13. Lv8:【特技選択】
- 3.14. Lv9:激怒ダメージアップ
- 3.15. Lv9:荒々しきクリティカル
- 3.16. Lv10:《サブクラス特徴》
- 3.17. Lv11:倒れずの激怒
- 3.18. Lv12:激怒チャージ追加
- 3.19. Lv12:【特技選択】
- 4. マルチクラスの評価
- 5. おすすめのビルド
特徴
「激怒」をしながら敵に殴りかかる前衛クラス。
この激怒がこのクラスの強み。激怒は与ダメージ追加+物理系の被ダメージ半減(!)の効果があり、実質的にHP2倍とすばらしい防御性能がある。重装鎧が装備できないという制限があるものの、バーバリアンのHP(ヒットダイス)も全クラス最高の数値なので総合的に見て耐久面はかなり恵まれている。
呪文攻撃に弱いという欠点もあるが、そんなの全クラス一緒なので大きな弱点ではない。
攻撃面も激怒のダメージボーナスがあるため前衛クラスとしては単純明快で使いやすい。
またSTRを伸ばす関係上、ジャンプ・押し込みのような位置調整アクションが使いやすくなっている。これらの位置調整アクションは使いこなすと強力なのでうまく扱いたい。
Lv2から使える「捨て身の攻撃」も命中率の確保が難しい序盤からバシバシ当てていけるのが強い。このアクションのデメリット(敵の攻撃有利化)も激怒の被ダメ半減で軽減できるのが嬉しい。ちなみに捨て身~を使うとかなり敵から狙われやすくなるのでタンク役としても意外と重宝する。
注意点としては激怒はダメージを与える or ダメージを受けるかしないと効果が終了してしまうため、ある程度の移動能力がないと十全には活かせないこと。常に敵に近づいて毎ターン戦闘に参加できるようにしておきたい。
戦闘面以外に特筆することはないが、ほとんどのクラスがそうなので割愛。
前述のようにジャンプの距離が伸びるので高所へ移動しやすくなるが、STRが低い仲間はジャンプ距離が短いためパーティーが分離されてしまうことがあるので注意。
基本情報
- HP(ヒットダイス):d12
- 初期HP12+HP増加量6
- セーヴ習熟:STR、CON
- 武器習熟:単純武器、軍用武器
- 防具習熟:軽装鎧、中装鎧
- 技能習熟:以下から2種類
- 運動、自然、動物使い、知覚、生存、脅迫
重要能力
STR | 最重要 | 近接武器で戦うクラスなので当然STRが最重要。 初期状態で必ず16以上確保したい。 |
DEX | 重要 | 中装備鎧を着ることが多いので14(AC+2)まで上げても損はない。 それ以上は基本的に不要。 |
CON | 重要 | 前衛に張り付きながら戦うことになるでHPは重要。 最低でも14確保。16まで上げても損はない。 |
INT | 初期値でも困らない。8まで下げるのもあり。 | |
WIS | 初期値でも困らない。8まで下げるのもあり。 | |
CHA | 初期値でも困らない。8まで下げるのもあり。 |
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レベルアップ表
Lv1:激怒
激怒状態になる。
分類:アクション
効果:10ターンの間、激怒状態になる
・近接攻撃、即席武器、投擲攻撃で追加ダメージ+2~3
・物理ダメージへの抵抗を得る(斬撃、殴打、刺突の半減)
・STR判定とSTRセーヴが有利になる
制限:重装鎧を装備していると発動できない
・服、軽装&中装鎧なら問題なし(発動可)
制限:激怒を維持するには、ダメージを与えるかダメージを受ける必要がある
制限:激怒中は呪文の発動や集中ができない
射程:自分自身
消費:▲ボーナスアクション、激怒チャージ1
備考:激怒チャージ回数は大休憩で回復する
Lv1:鎧わぬ守り
鎧を装備していない場合、CON修正値をACに追加する。
通常はDEX修正値だけがACに影響するが、これがあるとCON修正値分もACが増加する。
(DEXとCONの2つでACが増加する。)
分類:パッシブ
効果:鎧を装備していない場合、CON修正値をACに追加する
・服の装備はOK(効果〇)
・軽装&中装鎧の装備はダメ(効果×)
・盾装備はOK(効果〇)
Lv2:捨て身の攻撃
次ターンまで攻撃ロールが有利になるが、敵から自身に対する攻撃ロールも有利になる。
分類:アクション
ダメージ:武器依存
効果:攻撃ロールが有利な状態で近接攻撃を行う
・通常攻撃が失敗した際にリアクションでの発動も可能
・発動後は次ターンまで自身の近接攻撃がすべて有利になる。
効果:ただし、次ターンまでの間、敵から自身への攻撃も有利扱いになる
射程:近接攻撃+自分自身
命中:攻撃ロール
消費:●アクション
Lv2:危険感知
罠、呪文、表面に対するDEXセーヴが有利になる。
分類:パッシブ
効果:視認できる効果に対してDEXセーヴに有利を得る
・敵の攻撃以外に罠や地面効果にも適用される。
制限:視認できない対象には恩恵がない
・暗視なしの暗闇地帯の戦闘では発動しない
・透明な敵からの攻撃では発動しない
・自身が盲目、朦朧、無気力状態でも発動しない
Lv3:激怒チャージ追加
激怒回数2 → 3回。
Lv3:《サブクラス選択》
バーバリアンの道(サブクラス)を選択する。
《バーサーカー、ワイルドハート、荒ぶる魔法》から1つ選択。
《原始の道》参照。
Lv4:【特技選択】
【BG3】特技参照。
Lv5:追加攻撃
通常攻撃時に追加の攻撃が可能になる。
追加攻撃の特徴は累積しない。
Lv5:高速移動
重装鎧を来ていない場合、移動速度が増加する。
分類:パッシブ
効果:重装鎧を来ていない場合、移動速度が+3mされる
・服、軽装&中装鎧の装備はOK(効果〇)
・盾装備はOK(効果〇)
Lv6:激怒チャージ追加
激怒回数3 → 4回。
Lv6:《サブクラス特徴》
サブクラスに応じた特徴を得る。
《原始の道》参照。
Lv7:野生の直感
イニシアチブに+3ボーナスが加算されて、驚き状態にならない。
分類:パッシブ
効果:イニシアチブが+3され、驚き状態にならない
・敵に不意打ちされても通常の行動順で行動可能
・自身が行動不能等の場合は普通に不意打ちされる
Lv8:【特技選択】
【BG3】特技参照。
Lv9:激怒ダメージアップ
激怒時のダメージボーナス+2 → +3。
Lv9:荒々しきクリティカル
クリティカルヒットのダメージが増加する。
分類:パッシブ
効果:クリティカルヒット時、ダメージダイスをさらに1個追加
・通常はダイス2個のところ、バーバリアンはダイス3個になる
・ハーフオークの「猛打」と効果が累積する
Lv10:《サブクラス特徴》
サブクラスに応じた特徴を得る。
《原始の道》参照。
Lv11:倒れずの激怒
激怒中にHPが0になった際、瀕死状態にならずにHP1で耐える。
分類:パッシブ
効果:激怒中にHP0になる攻撃を受けた際にHP1回復する
回数:この効果は小休憩毎に1度のみ発動
Lv12:激怒チャージ追加
激怒回数4 → 5回。
Lv12:【特技選択】
【BG3】特技参照。
マルチクラスの評価
サブでバーバリアンを取るマルチはかなりレア。激怒は優秀な特徴ではあるがチャージが大回復なのでサブバーバリアンだと回数が増やせずに使用機会の面で苦労をしやすい。またファイター1やパラディン2のように戦闘スタイルのような低Lv有用パッシブもないのも逆風。
基本的にバーバリアンを選ぶ場合はこちらがメインになりがち。一応、以下にサブに選ぶ場合の利点を記載。
Lv2の捨て身の攻撃(攻撃有利化)が物理攻撃クラス全般と非常に相性が良い。
Lv1の鎧わぬ守りも裸(服装備)クラスではかなり有用な特徴となり得る。
つまりはモンク10/バーバリアン2みたいなマルチが意外といける。
(旧来のD&Dだとアライメントの関係でマルチが困難だった組み合わせ。)