【BG3】クレリック
傑作CRPG【Baldur’s Gate 3(バルダーズゲート3)】のクラスについて。
ここではクレリックについて解説。
特徴
《領域(Domain)》次第で特徴が大きく変わる中衛クラス。
Lv1で選択することになるこの《領域》がサブクラスに該当する。どの領域を選ぶかによって得意分野(習得能力や呪文)が変化するので、Lv1時点での領域の選択がかなり重要。この選択によって回復特化型(生命)、呪文攻撃型(光)、万能型(嵐)等々、と性能/役割が変わってくる。
おすすめの領域とその性能・役割については《領域》参照。
ただし、どの領域を選択するにしても最低限の頑丈さ(HP・中装鎧・盾)とクレリック呪文による回復支援能力は必ず習得するため、どんなパーティーであっても居場所は確保できる。クレリック抜きのパーティーはある意味縛りプレイなのでとりあえずパーティーに入れておいて損はない。
初心者の鬼門となる呪文クラスの中では扱いやすいのも〇。
弱点としては(これも領域次第な部分もあるが)
・技能面が弱い(知識領域以外)
・武器攻撃が弱い=追加攻撃を習得しない(戦領域以外)
と言う所か。
基本情報
- HP(ヒットダイス):d8
- 初期HP8+HP増加量5
- 得意セーヴ:WIS、CHA
- 武器習熟:単純武器
- 防具習熟:軽装鎧、中装鎧、盾
- 技能習熟:以下から種類
- 歴史、看破、医術、説得、宗教
重要能力
STR | 近接武器で戦う場合は14は欲しい。 逆に近接で戦わないなら8 or 10で構わない。 ※STRは重量とジャンプ距離にも関わってくるので注意。 | |
DEX | 遠距離武器で戦う場合は14は欲しい。 遠距離武器を使わないケースでも色々な能力に関わるので12は欲しい。 | |
CON | 重要 | なんだかんだでHPは重要なので最低でも12は欲しい。 CON習熟は呪文集中にも関わっているので14あると安心。 |
INT | 初期値でも困らない。8まで下げるのもあり。 | |
WIS | 最重要 | クレリック呪文に影響するので最低でも16必須。 |
CHA | 初期値でも困らない。8まで下げるのもあり。 |
レベルアップ表
Lv | 追加能力 | 神性伝導 |
---|---|---|
1 | 《領域選択》、神格、呪文発動 | 1 |
2 | 《領域特徴》(神性伝導)、アンデッド退散 | 1 |
3 | – | 1 |
4 | 【特技選択】 | 1 |
5 | アンデッド破壊 | 1 |
6 | 神性伝導回数増加、《領域特徴》 | 2 |
7 | – | 2 |
8 | 【特技選択】、《領域特徴》 | 2 |
9 | – | 2 |
10 | 神性介入 | 2 |
11 | – | 2 |
12 | 【特技選択】 | 2 |
Lv1:《領域選択》(サブクラス)
信仰の領域(サブクラス)を選択する。
詳細は《領域》参照。
Lv1:神格
信仰する神(神格)を選択する。
この選択は領域とは無関係に行われる。
- どの神を選んでも性能に変化はない。
- ストーリーで追加ダイアログが出たりするようになる。
Lv1:呪文発動能力
WIS修正値を用いて呪文を発動する能力を得る。
Lvアップ時にクレリック呪文をすべて習得するが、実際の発動には準備が必要。
準備できる呪文の数は「クレリックLv+WIS修正値」。
詳細は【クレリック呪文】参照。
Lv2:《領域特徴》(神性伝導)
領域に対応した特徴(神性伝導能力)を得る。
神性伝導チャージ数は小休憩で回復する。
詳細は《領域》参照。
Lv2:アンデッド退散
神性伝導を消費して発動する特殊アクション。
周囲の視認できるアンデッドを逃げまどわせる。
分類:アクション
効果:範囲内のアンデッドを3ターンの間、退散状態にする
射程:自分中心半径9m
命中:WISセーヴ
消費:●アクション、神性伝導チャージ1
備考:神性伝導チャージ数は小休憩で回復する
対象のアンデッドは術者から逃げるように移動する。
対象はリアクションが実行不可。
対象は早足以外の通常アクションが実行不可。
ダメージを受けるとこの効果を終了する。
Lv4:【特技選択】
【BG3】特技参照。
Lv5:アンデッド破壊
アンデッド退散を強化。
アンデッド退散成功時、対象に4d6の光輝ダメージを与えるようになる。
Lv6:神性伝導回数増加
神性伝導回数1 → 2回。
Lv6:《領域特徴》
領域に対応した特徴を得る。
詳細は《領域》参照。
Lv8:【特技選択】
【BG3】特技参照。
Lv8:《領域特徴》
領域に対応した特徴を得る。
詳細は《領域》参照。
Lv10:神性介入
ゲーム中1回しか使えない強力なアクション。
(バグではなく仕様。ただし、リスペックしなおせば複数回使用可能。)
以下から1つのみ選択して発動可能。
■神性介入: 異端切断 広範囲に8d10の光輝ダメージを与える。 ■神性介入: 武器の恩恵 「信奉者のメイス」というレジェンド武器を入手する。 ■神性介入: 華麗な復活 味方を復活させ、HPを半分だけ回復する。 また各種能力の使用回数も回復する。 ■神性介入: 黄金の寛容 大量の消耗品(水薬、妙薬等)と食料を得る。
Lv12:【特技選択】
【BG3】特技参照。
クレリック呪文の習得Lvと回数
習得する呪文はクレリックの呪文参照。
Lv | 初級数 | Lv1呪文 回数 | Lv2呪文 回数 | Lv3呪文 回数 | Lv4呪文 回数 | Lv5呪文 回数 | Lv6呪文 回数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 3 | 2 | – | – | – | – | – |
2 | 3 | 3 | – | – | – | – | – |
3 | 3 | 4 | 2 | – | – | – | – |
4 | 4 | 4 | 3 | – | – | – | – |
5 | 4 | 4 | 3 | 2 | – | – | – |
6 | 4 | 4 | 3 | 3 | – | – | – |
7 | 4 | 4 | 3 | 3 | 1 | – | – |
8 | 4 | 4 | 3 | 3 | 2 | – | – |
9 | 4 | 4 | 3 | 3 | 3 | 1 | – |
10 | 5 | 4 | 3 | 3 | 3 | 2 | – |
11 | 5 | 4 | 3 | 3 | 3 | 2 | 1 |
12 | 5 | 4 | 3 | 3 | 3 | 2 | 1 |
マルチクラスの評価
クレリックはフルキャスタークラス(呪文クラス)なので基本的にメインで育てたほうが活躍しやすい。
マルチをする場合は基本フルキャスター同士の組み合わせになる。例えばドルイドとマルチしてWIS重視クラス同士で組んだり、装備を補強するためウィズやソサとマルチするのが基本。
ただし、各領域の特徴である「神聖伝導:〇〇」がキャラレベルで性能が向上するため、(呪文クラスではなくても)クレリック2まで取るのはあり。例えば生命クレ2/ソサ10みたいなビルドで「神性伝導:生命保護」を使うと、広範囲の味方のHPが36回復する(クレリックLvではなくキャラLv×3のHPを回復する)。
Lv1の領域特徴で装備習熟が取れたりするので呪文目的ではなく、習熟と神聖伝導目的でマルチをするのも〇。
代表的なのは以下。
クレリックLv | 目的 |
---|---|
生命Lv2 | 重装鎧習熟、神聖伝導(範囲回復) |
光Lv2 | 神聖伝導(範囲攻撃) |
知識Lv2 | 知識系技能の習熟強化×2、神性伝導(特定分野の技能習熟) |
嵐Lv2 | 軍用武器習熟、重装鎧習熟、神性伝導(電撃・雷鳴ダメージ最大化) |
戦Lv1 | 軍用武器習熟、重装鎧習熟、戦闘司祭(ボーナスで追加攻撃) |