【BG3】ファイター
傑作CRPG【Baldur’s Gate 3（バルダーズゲート3）】のクラスについて。
ここではファイターについて解説。
特徴
両手剣・二刀流・弓矢等の様々な武器を使いこなす前衛クラス。
武器戦闘で敵にダメージを与えることが主な役割。所謂「脳筋クラス」。追加攻撃による高い攻撃力 ＆ 高HPと重装備による防御力と攻防両面に優れる。ファイターの最大の長所は他クラスよりも1個多い特技と1回多い追加攻撃回数（特技は3→4個、攻撃回数は2→3回）。
武器で殴るだけのクラスであるが、その単純明快ゆえに育成・操作が楽なので初心者向け。Lv2までに攻防に優れた特殊能力「戦闘スタイル」「底力」「怒涛のアクション」と一気に覚えるのでゲーム序盤から強いのもありがたい。
またリソース管理（特技使用回数）も簡単なため、その点でも初心者にやさしい。前述の「底力」「怒涛のアクション」含めてほとんどの特殊能力が小休憩で回復するので常に全力で戦っても困ることが少ない。
ただし、初心者向けだからと言って弱いわけではなく、（スペルキャスターからバフが貰えれば）圧倒的な攻撃力を発揮する前衛クラスとして活躍可能。
戦闘面以外での活躍は難しい。
特技で無理やり呪文や技能を追加することもできなくはないが、素直に戦闘特化にするのがいいだろう。
基本情報
- HP（ヒットダイス）：d10
- 初期HP10+HP増加量6
- 得意セーヴ：STR、CON
- 武器習熟：単純武器、軍用武器
- 防具習熟：軽装鎧、中装鎧、重装鎧、盾
- 技能習熟：以下から2種類
- 運動、軽業、歴史、動物使い、看破、知覚、生存、脅迫
重要能力
DEX型の弓ファイターや二刀流ファイターも存在するが、基本はSTR型で接近戦するのがメジャーになる。
| STR | 最重要 | 近接武器で戦うクラスなので当然STRが最重要。 初期状態で必ず16以上確保したい。 |
| DEX | 振って12まで。イニシアチブを気にしないなら10でも構わない。 弓ファイターを目指すなら16（この場合はSTRを下げる）。 | |
| CON | 重要 | 前衛に張り付きながら戦うことになるでHPは重要。 最低でも14確保。16まで上げても損はない。 |
| INT | 初期値でも困らない。8まで下げるのもあり。 エルドリッチナイトを目指すなら12-14欲しい。 | |
| WIS | 初期値でも困らない。 WISセーヴがけっこう重要な要素なので8にする場合は注意。 | |
| CHA | 初期値でも困らない。8まで下げるのもあり。 |
レベルアップ表
– スポンサーリンク –
Lv1：戦闘スタイル
戦闘スタイルを選択する。
《弓術・防御・片手武器戦闘・両手武器戦闘・護衛・二刀流》から1つ選択。
■弓術 遠距離武器での攻撃時にアタックロール+2。 ■防御 鎧を装備すると追加でAC+1。 ■片手武器戦闘 片手武器を装備し、もう片方の手に武器を装備していない場合、武器ダメージ+2。 （片手武器＋盾装備でも効果は発動する。） ■両手武器戦闘 両手武器での攻撃時に、ダメージダイスが1か2を出した場合、 ダメージダイスを振りなおすことができるようになる。 ■護衛 盾を装備している状態で、自身の1.5m以内に味方がいる場合、 その味方が攻撃をされた際に、敵の攻撃ロールに不利を与える。 ■二刀流 二刀流時、オフハンド側の武器のダメージにも能力値修正を加える。 （通常はオフハンド側の武器には能力値修正は入らない。）
Lv1：底力
自身のHPを回復する。
分類：アクション
効果：自身のHPを（1d10 + ファイターLv）だけ回復する
射程：自分自身
消費：▲ボーナスアクション
回数：小休憩毎に1回
Lv2：怒涛のアクション
即座にもう1回通常アクションが可能になる。
分類：アクション
効果：通常アクションポイントが1増加する
射程：自分自身
回数：小休憩毎に1回
Lv3：《サブクラス選択》
戦士の類型（サブクラス）を選択する。
《チャンピオン、バトルマスター、エルドリッチナイト》から1つ選択。
詳細は《戦士の類型》参照。
Lv4：【特技選択】
【BG3】特技参照。
Lv5：追加攻撃
通常攻撃時に追加の攻撃が可能になる。
追加攻撃の特徴は累積しない。
（Lv11の「追加攻撃強化」とは累積する。）
Lv6：【特技選択】
【BG3】特技参照。
- Lv6で特技が習得できるのはファイターのみ。
Lv7：《サブクラス特徴》
サブクラスに応じた特徴を得る。
詳細は《戦士の類型》参照。
Lv8：【特技選択】
【BG3】特技参照。
Lv9：不屈
セーヴ失敗時にもう1回セーヴ判定を行える。
分類：アクション
効果：セーヴ失敗時にもう1回セーヴ判定を行える
消費：◆リアクション
回数：大休憩毎に1回
Lv10：《サブクラス特徴》
サブクラスに応じた特徴を得る。
詳細は《戦士の類型》参照。
Lv11：追加攻撃強化
通常攻撃時にさらに追加の攻撃が可能になる（3回攻撃になる）。
Lv12：【特技選択】
【BG3】特技参照。
マルチクラスの評価
ファイターはメインとして育てても、マルチのサブにしても優秀な使い勝手が良いクラス。
メインで育てる場合は必ずLv11ファイターまで育てて追加攻撃強化（3回攻撃）を習得したい。
マルチクラスをする場合はいくつかの選択肢が存在する。
Lv3までで以下に挙げた恩恵を受けられるので、メインとするクラスを活かせるマルチを構築したい。
例えば、ファイター1／剣バード11のような例がメジャーで、CON習熟（呪文の集中維持用）、各種装備習熟（剣バードに不足する軍用武器を使用可能になる）、戦闘スタイルで「弓術（遠距離武器の攻撃ロール+2）」とLv1だけでかなりの恩恵を受けることができる。バード側もLv11なら呪文をほぼフルスペックで使用可能でバードオンリー（Lv12）と比べて遜色ない活躍が可能。
注意点としてはCON習熟と装備習熟は初期クラスをファイターにしないと習得できない点。バード6 → ファイター1 → バード11みたいなレベルアップだと習得できない。
他にも
ファイター2／剣バード10：上記の亜流
ファイター1／胞子ドルイド11：CON習熟、軍用武器、弓術目当て
ファイター3／アサシン4／暗中レンジャー5：クリティカル特化
のように多彩な組み合わせが考えられる。
おすすめのビルド
| ビルド名 | 複雑さ | クラス | 役割 |
|---|---|---|---|
| 両手武器ファイター | 単純 | ファイター12 | 攻撃 |
| 投擲エルドリッチナイト | 普通 | ファイター12 | 攻撃・支援 |