【BG3】イリシッドパワー

2023年10月26日

傑作CRPG【Baldur’s Gate 3(バルダーズゲート3)】イシリッドパワーについて。
ちなみに「イリシッド」とはマインド・フレイヤーの種族名を示す。

イリシッドパワーのアンロック

脳内会話が発生するイベント、もしくは会話で[イリシッド]を含む選択肢を数回使用する。
[イリシッド]選択肢は1日1回しか選択できないので注意。
その後、大休憩を行うと守護者が登場するイベント「自分の可能性を受け入れる」が発生。このイベント以降にアイテムの「寄生体の標本」を使うとイリシッドパワーを習得できる。

意識しなくても1章中盤くらいまでには取れるはず。
なるべく序盤に取りたいなら廃村やゴブリンキャンプで[イリシッド]選択肢が多く登場する。

イリシッドパワーの習得

機能をアンロックしただけではイリシッドパワーを習得することはできない。
実際に習得するにはキャラクターの同意寄生虫の標本が必要になる。

イリシッドパワーの習得と使用はストーリーに影響しない。
イリシッドパワーを使いまくってもバッドエンドになるわけではない。

イリシッドパワーはリスペックできない。

対象キャラ

キャラクターによってイリシッドパワーを習得できるかできないか決まっている。
寄生虫がいるキャラであっても、そのキャラの同意(説得DC)がないと習得はできない。説得の難易度は好感度によって変動するがDC12-20程度。

  • 無条件で習得可能
    • 主人公、ミンサラ
  • 説得すれば習得可能
    • 主人公以外のオリジンキャラ、ミンスク
  • 習得不可
    • ハルシン、ジャヘイラ
    • 傭兵

必要なアイテム

実際の習得には「寄生虫の標本」が必要になる。
(パワーを1個習得するのに寄生虫1個を消費する。)
寄生体の入手場所はこちら参照

イリシッドパワー一覧

3段階目は2章ラスト(『守護者を助ける』)でアンロックされる。

特殊アクション/パッシブ

クエストやイベントで習得するイリシッドパワー。

生存本能 Survival Instinct

HPが0以下になると自動的にHPを回復する。

3ターンだけ持続する「食いしばり」能力。
あると嬉しいがなくてもなんとかなる、みたいな評価。

覚醒 Awakened

通常アクションのイリシッドパワーがボーナスアクションで発動できるようになる。

これの有無で戦闘難易度が激変する。
なくても問題ないがイリシッドパワーを活用するつもりなら是非欲しい能力。

第0段階(初期習得)

イリシッドの説得 Illithid Persuasion

会話中に[イリシッド]選択肢を実行できるようになる。

自動習得なので評価云々ではない。
[イリシッド]選択肢は難易度が低いことが多いので要所で使っていきたい。

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第1段階

サイオニックの過負荷 Psionic Overload

自身の攻撃に精神ダメージを追加するが、毎ターン精神ダメージを受けるようになる。

メリット・デメリットも小さめ。
基本的に「防御よりも攻撃」のゲーム性なので少しでもダメージを上積みできることは正義。

好ましい始まり Favourable Beginnings

対象に対して最初に行う攻撃ロールか技能判定に習熟ボーナスと同じ値を追加する。

地味だけど必須級能力。
戦闘だけでなく探索(会話)でも発動するのでとにかく発動機会が多い。

フォース・トンネル Force Tunnel

前方に突進し、進路上にあるすべてのクリーチャー・オブジェクトを吹き飛ばす。

あると嬉しいがなくてもなんとかなる、みたいな評価。

精神集中爆発 Concentrated Blast

これを唱えるには別の呪文で集中している必要がある。
対象に精神ダメージを与え、対象が集中状態である場合は自身のHPを回復する。

HP回復効果を魅力だが、自分の集中が強制中断されるので若干扱いづらい。
この集中は巻物系の使用でも有効なので前衛キャラでも工夫すれば発動を狙える。HP回復効果は相手の集中も要求されるのがきついところ。

体力転移 Transfuse Health

自身のHPを対象に分け与える。

緊急時のHP回復に使えなくはない。
最大の使い道は「HP50%以下で発動する特徴や装備」の起動用途か?

第2段階

舞台不安 Stage Fright

対象を「舞台不安」状態にする。

範囲が広く、効果も悪くないCCスキル。
ただし攻撃を不利にするだけで行動自体は妨害できない。

能力値吸収 Ability Drain

攻撃命中時に対象の能力値を低下させる。

能力低下そのものよりも相手に「コンディション(状態異常)」を確定で付与できるのが強み。パラディンビルドの特定装備の効果を発揮させるのに使用する。

彼方の領域の幸運 Luck of the Far Realms

自身の攻撃をクリティカルにする。

使用回数に制限があるが確定クリティカルが弱いわけがない。

魅了 Charm

自身に攻撃してきた相手を魅了する。

微妙。

所くらまし Displace

落下ダメージを与えた際に追加で精神ダメージを与える。

微妙。パッシブなので無駄になることがないのが救い。

リパルサー Repulsor

自身の周囲のクリーチャーとオブジェクトに力場ダメージを与え、吹き飛ばす。

威力よりもノックバック目当てで使うスキル。
この性能なら毎ターン使えてもよかったのでは…

サイオニックの反動 Psionic Backlash

射程内の対象が詠唱した際に、呪文Lvに比例した精神ダメージを与える。

呪文が中止されるわけではない点に注意。
(このスキルで敵を倒せば、その呪文は発動しない。)
それなりのダメージソースにはなるので悪くはないがイマイチ感が…

弱者淘汰 Cull the Weak

習得したイリシッドパワー数以下のHPの対象を強制的に殺害する。

イリシッドパワーを習得すればするほど使い勝手が向上する能力。
ミリ残りの敵を自動で排除できるのはけっこう便利。

隷属者の盾 Shield of Thralls

自分か味方に揮発性のシールドを纏わせ、一時的HPを与える。
一時的HPがなくなるとシールドは爆発し、周囲の敵をスタン状態にする。

一時的HP10はそれなりに便利。素でボーナス発動なのも〇。
悪くはないが優先的に取るほどでもない。

危険な杭 Perilous Stakes

対象は攻撃成功時にHPが回復するようになるが、すべての属性に対して脆弱になる。

バグくさい挙動だが「敵に使って、敵の全耐性を脆弱にする」のが非常に強力。
自信家モードだと敵への使用ができなくなっている。

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第3段階(ハーフ・イリシッド)

2章ラストのイベント(『守護者を助ける』)で入手する「アストラル幼生体」を使うと3段階目が解放される。

飛行 Fly

飛行移動が可能になる。

リソース消費なしで飛行できるようになるため非常に便利。

精神爆砕 Mind Blast

前方範囲を精神波で攻撃して、範囲内の対象をスタン状態にする。

マインドフレイヤーの代表的なスキル。
威力・追加効果・範囲ともに〇。回数制限がもうちょっと緩かったら…

精神粉砕 Fracture Psyche

ターゲットの精神に侵入し、ACを低下させる。
効果発動中に対象が死亡した場合、回数消費なしに別のターゲットに再詠唱できる。

このランクのスキルとしては効果が物足りない。

イリシッドの習熟強化 Illithid Expertise

説得、威圧、ペテンの習熟強化を得る。

使用頻度が高い会話系技能3種習熟強化まで取れるのは魅力。
これを取る前にリスペックして技能習熟を調整しておくことを忘れずに。

サイオニックの支配 Psionic Dominance

自身の習熟ボーナス以下の呪文Lvの呪文の発動を無効化する。

Lv4呪文までに使える「カウンタースペル」的スキル。
回数制限がないので使い勝手は〇。

ブラックホール Black Hole

ブラックホールを作りだし、周囲の敵を引き寄せてスロー状態にする。

強制的に敵を引き寄せる効果が強力。
ブラックホール → 範囲呪文、みたいなコンボや状態異常地形への強制捕獲を狙える。

精神の聖域 Mind Sanctuary

精神の結界を作り出す。
範囲内の対象は通常アクションとボーナスアクションを区別なく使用できるようになる。

クラスにもよるが行動回数を大きく増やすことができるようになる。例えば、マルチクラスでログシーフ3を取っている場合は、ボーナスアクション2ポイントを通常アクションとして使えるようになる。
範囲効果で複数人に効果が発揮されるし弱いわけがない。

自由発動 Freecast

1回だけ呪文スロットの消費なしに呪文を発動できる。
呪文Lvは問わない。

術師クラス向けの超有用スキル。
高Lv呪文スロットにも適用できるのが強み。

知力吸収 Absorb Intellect

対象のINTを1下げ、自身のHPを回復しつづける。

デバフ効果もHP回復効果もそれなり。
3段階目の能力として色々物足りない。

ディスプレイサー・ビーストの姿 Displacer Beast Shape

ディスプレイサー・ビーストに変身する。

ディスプレイサー・ビーストは弱くはないが、3段階目能力が取れてるなら生身で戦った方が圧倒的に強いはず。