【BG3】技能
概要
技能(Skills)は主に会話や探索のような非戦闘の場面で活用することになる。
- 技能判定に用いる数値は「技能習熟(習熟ボーナス)+対応能力の修正値」で算出される。
技能判定の分類
アクティブ判定とパッシブ判定(受動判定)の2つの判定で用いられる。
アクティブ判定
会話や戦闘技能等の選択肢/行動をプレイヤーが選んだ際に発生する技能判定。
会話中の説得選択肢とか、戦闘中の押しやり(運動技能)とかがこれに該当する。
メインで動くキャラクター1人の技能で判定されるが基本的に事前にどの技能を用いられるか判断できるため、調整(バフによる強化とか)がしやすい判定。
パッシブ判定
プレイヤーの行動に関わりなく自動的にダイスロールが行われる技能判定。
例えば、隠された罠を見つけ出すための知覚判定なんかがこれに該当する。特定のエリアに近づくと自動で知覚技能のダイスロールが発生し、自動的に成否が決定する。
パーティー全員で一斉に判定されるが、発生タイミングがプレイヤー側で把握しづらいため事前の対策がしにくい判定。
技能一覧
※CON(耐久力)に関連した技能は存在しない。
STR系技能
運動 / Athletics
戦闘:「突き飛ばし」実行時の成功率
戦闘:「突き飛ばし」への抵抗
(「突き飛ばし」抵抗は「運動」「軽業」の高い方のみ適用)
発生機会・使用機会が少ない技能。突き飛ばし系のアクションへの防御に使われるので戦闘でちょくちょく技能判定されるが忘れてしまっても問題ない。
とりあえずSTRビルドのキャラ1人が取っておけばOK。
習熟 種族 | ヒューマン |
習熟 背景 | 辺境育ち、兵士 |
習熟 クラス | バード(強化)、ローグ(強化)、 バーバリアン、ファイター、モンク、パラディン、レンジャー |
DEX系技能
軽業 / Acrobatics
戦闘:「突き飛ばし」への抵抗
(「突き飛ばし」抵抗は「運動」「軽業」の高い方のみ適用)
発生機会・使用機会が少ない技能。突き飛ばし系のアクションへの防御に使われるので戦闘でちょくちょく技能判定されるが忘れてしまっても問題ない。
とりあえずDEXビルドのキャラ1人が取っておけばOK。
習熟 種族 | ヒューマン |
習熟 背景 | 芸人 |
習熟 クラス | バード(強化)、ローグ(強化)、 ファイター、モンク |
手先の早業 / Sleight of Hand
探索:扉や宝箱等の開錠
探索:NPCからのスリ(盗み行為)
探索:罠解除
最重要技能の1つ。扉・宝箱・罠の解錠機会が非常に多い。(ロールプレイを気にしないなら)スリも便利。パーティーで1人は特化キャラ(習熟強化持ち)を用意しておきたい。
バードやローグが便利なのは低Lvで手先の早業の習熟強化が取れるため。
習熟 種族 | ヒューマン |
習熟 背景 | イカサマ師、浮浪児 |
習熟 クラス | バード(強化)、ローグ(強化)、 レンジャー |
隠密 / Stealth
戦闘&探索:隠れ身状態の維持(発見されやすさ)
戦闘&探索:不可視状態の維持(発見されやすさ)
ローグ、バード、レンジャーのような単独で偵察等を行うクラスにとっては重要。「手先の早業」特化のキャラにセットで覚えさせるのがメジャーか?
隠密なしので男らしいプレイを貫き通すならなくてもOK。呪文や装備で無理矢理強化することもできるので割と適当でもなんとかなる。
習熟 種族 | ライトフッド・ハーフリング(有利)、ディープ・ノーム(有利) ヒューマン、ウッド・エルフ、ウッド・ハーフエルフ |
習熟 背景 | 犯罪者、浮浪児 |
習熟 クラス | バード(強化)、ローグ(強化)、 モンク、レンジャー |
INT系技能
魔法学 / Arcane
探索&対話:魔法関連の情報が得られる
頻度は高くないがロア的な情報(世界設定やD&Dの一般知識)を得るのに役立つ。
INT系技能全般に言えることだが、パーティーにウィザードがいない場合は手薄になりがちなので注意。余裕があれば1人習熟持ちがいればOK。いなくてもなんとかなる。
習熟 種族 | ヒューマン |
習熟 背景 | 賢者 |
習熟 クラス | バード(強化)、ローグ(強化)、知識クレリック(強化)、 ドルイド、レンジャー、ソーサラー、ウォーロック、ウィザード |
歴史 / History
探索&対話:歴史関連の情報が得られる
頻度は高くないがロア的な情報(世界設定やD&Dの一般知識)を得るのに役立つ。
INT系技能全般に言えることだが、パーティーにウィザードがいない場合は手薄になりがちなので注意。余裕があれば1人習熟持ちがいればOK。いなくてもなんとかなる。
習熟 種族 | ロック・ノーム(強化)、 ヒューマン |
習熟 背景 | 貴族、賢者 |
習熟 クラス | バード(強化)、ローグ(強化)、知識クレリック(強化)、 クレリック、ファイター、モンク、レンジャー、ウォーロック、ウィザード |
捜査 / Investigation
探索&対話:物事の手掛かり/真実が得られる
同じ文章なので略。
余裕があれば1人習熟持ちがいればOK。いなくてもなんとかなる。
習熟 種族 | ヒューマン |
習熟 背景 | – |
習熟 クラス | バード(強化)、ローグ(強化)、 レンジャー、ウォーロック、ウィザード |
自然 / Nature
探索&対話:動植物や土地関連の情報が得られる
同じ文章なので略。
余裕があれば1人習熟持ちがいればOK。いなくてもなんとかなる。
習熟 種族 | ヒューマン |
習熟 背景 | – |
習熟 クラス | バード(強化)、知識クレリック(強化)、 バーバリアン、ドルイド、レンジャー、ウォーロック |
宗教 / Religion
探索&対話:宗教や神格・儀式関連の情報が得られる
同じ文章なので略。
余裕があれば1人習熟持ちがいればOK。いなくてもなんとかなる。
多くのクラスが習熟できるのでカバーしやすい。
習熟 種族 | ヒューマン |
習熟 背景 | 侍祭 |
習熟 クラス | バード(強化)、知識クレリック(強化)、 クレリック、ドルイド、モンク、パラディン、レンジャー、ソーサラー、ウォーロック、ウィザード |
WIS系技能
動物使い / Animal Handling
探索&対話:動物とのコミュニケーションに使用
動物系NPCと会話する際にかなりの頻度で登場する。ただし、呪文「動物との会話」があれば別判定にできることがほとんどなので、ぶっちゃけこの技能がなくても不自由しない。
習熟 種族 | ヒューマン |
習熟 背景 | 民衆英雄 |
習熟 クラス | バード(強化)、 バーバリアン、ドルイド、ファイター、レンジャー |
看破 / Insight
探索&対話:隠された物事や相手の嘘を見破る
使用機会が少ない技能。
余裕があれば1人習熟持ちがいればOK。いなくてもなんとかなる。
多くのクラスが習熟できるのでカバーしやすい。
習熟 種族 | ヒューマン |
習熟 背景 | 侍祭、ギルド職人 |
習熟 クラス | バード(強化)、ローグ(強化)、 クレリック、ドルイド、ファイター、モンク、パラディン、レンジャー、ソーサラー、ウィザード |
医術 / Medicine
探索&対話:健康状態を判断したり、毒物の情報が得られる
使用機会が少ない技能。
余裕があれば1人習熟持ちがいればOK。いなくてもなんとかなる。
習熟 種族 | ヒューマン |
習熟 背景 | 憑依されたもの |
習熟 クラス | バード(強化)、 クレリック、ドルイド、パラディン、ウィザード |
知覚 / Perception
探索:隠されたオブジェクト(ボタンや罠等)の発見
戦闘:隠れ身・不可視状態のクリーチャーの発見に用いる
最重要技能の1つ。主に「隠されたオブジェクトの発見」で用いられる(戦闘中の不可視NPCの発見で用いられることは少ない)。パッシブ判定の頻度がかなり高く、かつ重要な要素であることが多い。
1人だけ特化するよりも習熟持ち2-3人で複数回判定をしたほうが安定して発見できるはず。技能で迷ったらとりあえず取っとけ枠。知覚判定を強化できる装備もけっこう多め。
習熟 種族 | ヒューマン、ハイエルフ、ウッドエルフ、ドラウ |
習熟 背景 | – |
習熟 クラス | バード(強化)、ローグ(強化)、 バーバリアン、ドルイド、ファイター、レンジャー |
生存 / Survival
対話:健康状態を判断したり、毒物の情報が得られる
探索:隠されたオブジェクト(埋蔵宝箱)の発見
こちらは主に「地面に埋められた宝箱」の発見に用いられる。金策やアイテム集めで有用。会話での頻度はかなり少ないので忘れてOK。
これがあると埋蔵宝箱を見つけやすくなるので金策面で有利に働く。余裕があれば1人習熟持ちがいればOK。いなくてもなんとかなる。
習熟 種族 | ヒューマン |
習熟 背景 | 民衆英雄、辺境育ち |
習熟 クラス | バード(強化)、 バーバリアン、ドルイド、ファイター、レンジャー |
CHA系技能
ペテン / Deception
対話:相手をだますのに用いる
重要技能の1つ。魅力系会話技能(ペテン、威圧、説得)の中では頻度は低い。ただし、それでもそれなりの頻度で登場することになる。これがあると会話で難局を乗り切ることが出来るケースも多々。
パーティーで1人は特化キャラを用意しておきたい。
習熟 種族 | ヒューマン |
習熟 背景 | イカサマ師、犯罪者 |
習熟 クラス | バード(強化)、ローグ(強化)、 ソーサラー、ウォーロック |
威圧 / Intimidation
対話:相手を威圧・脅迫するのに用いる
重要技能の1つ。魅力系会話技能(ペテン、威圧、説得)の中では頻度は低い。ただし、それでもそれなりの頻度で登場することになる。これがあると会話で難局を乗り切ることが出来るケースも多々。ペテンよりも頻度が多いが、説得には劣るイメージ。
パーティーで1人は特化キャラを用意しておきたい。
習熟 種族 | ヒューマン、ハーフオーク |
習熟 背景 | 兵士、憑依されたもの |
習熟 クラス | バード(強化)、ローグ(強化)、 バーバリアン、ファイター、パラディン、ソーサラー、ウォーロック |
芸能 / Performance
対話:物事を大げさに伝えたり、陽気に振舞う
探索:文化・芸術的な情報が得られる
その他:楽器の演奏判定に用いる
幅広い場面で用いられるが頻度はそれほど高くない。
余裕があれば1人習熟持ちがいればOK。いなくてもなんとかなる。
習熟 種族 | ヒューマン |
習熟 背景 | 芸人 |
習熟 クラス | バード(強化)、ローグ(強化) |
説得 / Persuasion
対話:相手を説得するのに用いる
その他:商人の売買価格に影響する
最重要技能の1つ。魅力系会話技能(ペテン、威圧、説得)の中ではもっともよく使われる。
パーティーで1人は特化キャラ(習熟強化持ち)を用意しておきたい。
習熟 種族 | ヒューマン |
習熟 背景 | ギルド職人、貴族 |
習熟 クラス | バード(強化)、ローグ(強化)、 クレリック、パラディン、ソーサラー |