【BG3】Lv3呪文

2023年10月10日

【Baldur’s Gate 3(バルダーズゲート3)】呪文について。
ここではLv3呪文について解説。

Lv別呪文一覧

初級Lv1Lv2 / Lv3 / Lv4Lv5Lv6特殊装備呪文

目次

死体操り / アニメイト・デッド

死体からゾンビかスケルトンを作り出す。

  • 小型・中型の死体のみ対象となる。

特化すれば強いらしいが、そのままだと弱いので使いづらい。
もっと手軽に召喚できるやつ(使い魔やスピリット剣)、もしくは強いやつ(エレメンタル)のほうが使い勝手が良い。

希望のともしび / ビーコン・オヴ・ホープ

自身とその周囲の味方を希望と活力に満ちた状態にする。
対象は
・回復効果が常に最大値になる。
・WISセーヴが有利になる。
・死の効果へのセーヴが有利になる。

効果を感じにくいが地味に有用な範囲バフ。
頻出のWISセーヴを強化できるのが魅力。
HP回復最大化も呪文以外にポーションや特殊能力にも適用されるので意外と馬鹿にならない。

呪詛 / ビストウ・カース

対象に呪いをかける。
呪いの種類は選択可能。

最初にWISセーヴがあるものの、それが成功すると10ターン呪いが継続するのが強み。
呪いの効果は「毎ターンセーヴ判定に成功しないと行動不能」がおすすめ。
「追加ダメージ」「能力値判定不利化」はLV1呪文のヘックスで対応できるので少し損。

目潰す一撃 / ブラインディング・スマイト

武器攻撃を行い、追加で光輝ダメージを与え、盲目にする。

  • 武器攻撃がミスした際、ボーナスアクションと呪文スロットは消費されない。

威力・効果ともにそこそこ。
ただ盲目にしたい敵は大概CONが高いのがきついところ。

10ターンの間、ブリンク状態になる。
毎ターン終了時にd20を振り、11以上になると一時的にエーテル界に避難する。
エーテル界にいる間は攻撃を受けたり、見られたり触られたりされない。
エーテル界にいる間は会話やアイテム使用はできるが攻撃や詠唱はできない。
エーテル界にいる間は6mの瞬間移動ができる。
任意にエーテル界から戻ってくることはできる。
持続時間中なら何度でもエーテル界に避難することが可能。

簡単に言い換えると「毎ターン50%の確率で無敵状態になる」「攻撃等を行うと無敵状態が解除される」「無敵状態が解除されても50%で再度無敵になる」という効果。
ランダム性が付きまとうが防御バフとして使用できる。

招雷 / コール・ライトニング

雷を呼び出し、範囲内の敵を攻撃する。
呪文発動後、スロット消費なしで再詠唱が可能。

1回発動すれば以降はスロットの消費なしで毎ターン攻撃できるのが強み。
最大10ターン持つので、呪文1回の消費で1戦闘を丸々攻略できるはず。
電撃なので水濡れコンボも狙えるし、非常に使い勝手が良い。
ただし、範囲は絶妙に狭いので複数の敵に当てるのは困難。単体攻撃的な使い方になる。

ちなみにドルイドは「招雷→変身」とすることで変身中でもこの呪文を扱うことができる。

弾幕召喚 / カンジャー・バラージ

武器攻撃と同時に刃の束で複数の敵を攻撃する。
武器攻撃を行い、追加で武器属性ダメージを与える。

範囲は広いが威力がイマイチ。

呪文妨害 / カウンタースペル

範囲内で視認できる敵からの呪文を無効化する。
相手の呪文のほうがLvが高い場合は【相手の呪文Lvをベースとした難易度】と【妨害側の呪文詠唱能力+d20】での判定で妨害できるか決まる。

重要呪文の1つ。高難易度では最重要かもしれない。
相手の呪文Lvと同等以上の呪文スロットを消費することで敵の呪文を確実に無効化できる。呪文は強力なものが多いのでそれを無効化できるのは非常に大きい。敵の通常アクションを1手潰すことにもなる。

当然だが敵側も呪文妨害を使ってくるので注意。

聖戦士のマント / クルセイダーズ・マントル

自身と周囲の味方の武器攻撃に光輝ダメージを追加する。

Lv3呪文で1d4しかダメージが増えないのは微妙。
通常のパーティーなら武器攻撃をするのが2-3名のことがほとんどなのでなおさら。ペットや召喚も対象なので、大量召喚ビルドのような特殊な状況では輝くかもしれない。

陽光 / デイライト

太陽のように強く輝く光源を作り出す。
指定地点に光源を作り出すほか、アイテムにエンチャントすることも可能。

Lv3スロットで光源を作るだけなのは勿体ない。
一応、「日光」と同等の扱いをされるため「日光が苦手な種族(地下種族や吸血鬼、アンデッド等)」への効果的なデバフとして使える。機会は少ないが強敵との戦いで特攻呪文になることもあるので覚えておくといいだろう。

元素武器 / エレメンタル・ウェポン

対象の武器に元素の力を付与して、攻撃ロールとダメージロールにボーナスを加える。
ダメージ属性は指定した元素属性のものが適用される。

効果は強力であるが、パラディン的にはLv3スロット消費が少し重たい。

恐怖 / フィアー

範囲内の対象を恐怖&武装解除(武器落とし)状態にする。

射程が若干短いが恐怖&武装解除の2つの無力化デバフは強力。
ただし、Lv3呪文は強力なライバルが多いため若干不遇。決して使えない呪文ではない。

偽装死体 / フェイン・デス

対象を仮死状態にする。
仮死状態になると精神属性以外のダメージを半減し、毒や病気の効果を受けなくなる。

ひ弱なNPCを生存させたい場面で使うえるかも?的な呪文。
平時(通常の戦闘時)は使うことはないが、特殊な状況でのみ使用することがある。

火球 / ファイアーボール

火球を投げつけて、範囲内の敵を攻撃する。

高威力の攻撃呪文の花形。
ほどよい範囲で威力が高いので非常に使い勝手が良い。力術ウィザードなら敵味方識別能力で誤爆を防げるのでより便利。そのような能力がなくても十分に強い。

ガス化形態 / ガシアス・フォーム

対象を小さなガス状の雲にする。

探索向け。サイズが超小型扱いになるので通常では通れない場所を通行可能になる。
戦闘でも使えなくはないがLv3スロットを使ってまで必要かは疑問。

守りの秘紋 / グリフ・オヴ・ウォーディング

地面に魔法の秘紋(罠)を設置して、近づいてきた敵を攻撃する。
罠は敵対NPCに対してのみ起動するが、罠の効果自体は味方敵対関係なく範囲内の全NPCを対象とする。

  • 一度に設置できる罠は1個のみ。
  • 罠は一度起爆すると消滅する。

罠をしかけるというよりも直接敵のとこに配置して起爆するように使う。
若干威力が低いものの属性を選べる点が長所。万色弾の亜種。
(睡眠効果はLv1呪文と異なり【DEXセーヴ】なので注意。)

敵対してるNPCにのみ起爆するので、「中立NPC(近づくと敵対化)」を不意打ちしたい、みたいな場面では起爆できない。

飛行付与 / グラント・フライ

対象に飛行能力を与える。

飛行は便利な能力であるが、移動能力は他の能力/呪文で代用できることが多い。
例えば、Lv1儀式呪文の「健脚」「強化跳躍」で代用できるなら呪文スロットも節約できる。薬品や巻物類も充実しているので呪文以外で代用したほうがいいかも?

Lv別呪文一覧

初級Lv1Lv2 / Lv3 / Lv4Lv5Lv6特殊装備呪文

加速 / ヘイスト

対象を加速状態にする。
ただし、効果終了時に無気力状態になる。

最強のバフ呪文。色々あるが通常アクション増加が強い。
薬品/巻物で代用できなくもないが、パーティーに1人はこれを使える術者がいると特に物理攻撃役が活躍してくれるはず。終了時の無気力デメリットも10ターン続く戦闘はほぼないので問題なし。

ただし、集中状態解除での途中中断 → 無気力発生には注意。
加速で術者が集中状態になっていると敵からかなり狙われやすくなる。

ハダルの飢え / ハンガー・オヴ・ハダル

魔法的な暗闇を作り出し、範囲内の対象を盲目にしてダメージを与える。

盲目+ダメージ+困難地形の複合呪文。拘束能力が高い。
そこそこ広い範囲に設置できることと、ダメージが安定しやすい点が長所。盲目と移動速度半減効果でここから自力脱出できない敵もでてくる。
使用者がウォーロックに限られる点が欠点か(バードは魔法の秘密で習得可)。

催眠文様 / ヒプノティック・パターン

範囲内の対象を魅了し、催眠状態にする。
この呪文は沈黙状態でも詠唱可能。

超広範囲を無力化するCC呪文。
2ターンしか効かない&ダメージを与えると解除されるが、移動含めて全行動を封じられる点が魅力。
範囲が広すぎて乱戦時には若干使いにくい点が弱点。

電撃の矢 / ライトニング・アロー

雷の矢を放ち、対象とその周囲の敵を攻撃する。
初弾の命中に関わらず、範囲ダメージは発生する。

水濡れコンボと併用するとかなりのダメージを稼げる。
ただし、これが使えるレンジャーであれば特殊矢の通常攻撃でもかなりのダメージが出せるので必須と言うほどでもない。

電撃 / ライトニング・ボルト

直線状の範囲内の敵を雷で攻撃する。

火球(FB)と双璧を成す攻撃呪文。
範囲はFBのほうが使いやすいが、水濡れコンボでダメージ2倍を狙えるのがこの呪文の利点。

集団癒しの言葉 / マス・ヒーリング・ワード

遠距離の範囲内のの味方のHPを少量だけ回復する。
アンデッドや人造物には無効。

Lv1「癒しの言葉」の複数人対象版。
遠距離に届く&ボーナスで発動する特徴は同じに範囲内の全員の回復が可能。
『HP回復時に追加効果発生』系装備の効果を味方全員に一挙に付けられるので強い。
回復量自体は低いのでHP回復目的にはあまり適していない。

植物繁茂 / プラント・グロウス

地面に植物を生い茂らせ、範囲内の対象の移動速度を低下させる。

  • 火の効果で燃やせる。

集中不要のCC呪文。
速度1/4という部分が特徴(通常の困難地形の速度低下は1/2)。
他の集中呪文と併用できるため活用の幅は広い。

元素からの保護 / プロテクション・フロム・エナジー

対象に指定属性への耐性を与える。
属性は酸・火・冷気・電撃・雷鳴から1種類指定する。

事前に敵の能力が判明していれば活躍してくれるかも。
大休憩まで効果が持続するのが強みだが集中呪文のため1人にしか使えないので使い勝手が悪い。特定の戦闘(属性攻撃が痛すぎるボスとか)前にクレリックやドルイドが使う感じになるか?

呪い除去 / リムーヴ・カース

対象の呪いを解呪する。

呪いを解除する場面はちょくちょくある。
ただし、クレリックが適時準備すればいいので重要度は低い。

緊急復活 / リヴィヴィファイ

範囲内の味方を蘇生する。

  • コンパニオンやオリジンキャラのみ対象。

唯一の蘇生呪文。
ただし、キャンプに戻れる状況ならシナビに蘇生してもらうのが一番お手軽であり、蘇生スクロールもそこそこ入手できるので影が薄い。
出来る限りこの呪文を使わなくてすむプレイにしたい。

みぞれ混じりの嵐 / スリート・ストーム

敵を妨害する嵐を呼び起こす。
範囲内は移動困難な氷地形になり、対象の呪文集中を妨害する。

対術師用のCC呪文。
CONセーヴ失敗でダイレクトに呪文中断、DEXセーヴ失敗で伏せでも呪文中断になる。
2つのセーヴで呪文の妨害を狙えるのが利点。

減速 / スロー

指定した複数の対象を減速状態にする。

強力なライバルが多いWISセーヴ系のCC呪文。
対象を直接指定できる点が長所。敵味方入り乱れた乱戦で複数の敵を弱体化できるのは便利。
効果自体も中々優秀。ただし、毎ターンWISセーヴで解除判定が発生するので持続力は低い。

死者との会話 / スピーク・ウィズ・デッド

死者と会話ができるようになる。

  • 酸・火・電撃・死霊・光輝ダメージで死亡したクリーチャーとは会話不可。
    • 死体の口が損傷してると会話できないという扱いらしい。
  • 敵対状態で倒したNPCからは情報を引き出せないことがある。
    • 変装などで死者をごまかせば会話可能。

クエスト攻略で便利な呪文ではあるが、1章序盤で拾える「サーイの死霊術」から習得できるので、無理に覚える必要はない。薬品や巻物でも代用できること多いはず。

護りの霊 / スピリット・ガーディアンズ

自身の周囲に闇/光の精霊を召喚する。
精霊の範囲内に入った敵に死霊 or 光輝ダメージを与え、移動速度を低下させる。

術者追尾型の準設置呪文。
これを唱えた後にダッシュで敵の周囲を走り回るだけでもかなりのダメージソースになる。バグくさいがサンクチュアリと併用しても、サンクチュアリが維持される。
2章の敵と非常に相性が良く、これを使えるクレリックの有無で難易度まで変化する。

悪臭の雲 / スティンキング・クラウド

指定範囲に悪臭のガス状の雲を設置する。
範囲内にいる対象は吐き気状態になる。

CONセーヴなことに価値があるCC呪文。
敵の術師(ソーサラー系除く)や弓持ちはCONがそれほど高くない傾向にあるので刺さりやすい。
ただし、アクションのみ封印(ボーナスやリアクションは可能)かつ、毎ターン抵抗セーヴ発生なので拘束力はそこまで高くない。
また毒に抵抗を持つ敵(種族)はそこそこいるので耐性の確認も大事。

吸血の手 / ヴァンピリック・タッチ

近くの敵に死霊ダメージを与え、ダメージの半分だけ自身のHPを回復する。

1スロット使用で10ターン発動できる。
のはいいが、単体攻撃としては威力が少し心もとない。回復としても中途半端。

活力のオーラ / ウォーデン・オブ・ヴァイタリティ

周囲の味方を回復するオーラを纏う。

発動後はボーナスアクションで範囲回復できるのが利点。
ただパラディンのみ使用可能なので、発動する機会は少ないはず。
知バードLv6が「魔法の秘密」で覚えて、回復強化系装備とセットで使う意外と便利。

Lv別呪文一覧

初級Lv1Lv2 / Lv3 / Lv4Lv5Lv6特殊装備呪文