【サガEB】初心者向け攻略ガイド

2024年4月4日

サガ エメラルド ビヨンド(サガエメ/サガEB)前作(サガ スカーレットグレイス)をベースとした特殊な戦闘システムでめちゃくちゃ取っ付きづらいです。非常に人を選ぶゲームですが、それらの人にも楽しんでもらえるように解説していきたいと思います。

仲間:パーティー編成

とりあえず大剣(プロテクト役)1名と片手銃(リザーブ解除役)1名の計2人は起用したほうがいいと思います。理由は後述とりあえずこの2名がいればだいたいのケースに対応できます

メカの場合は服系副防具を装備すると使える「ガーディアンプログラム」がプロテクト技となります。
メカは優秀なリザーブ解除技「水鉄砲」も使えるので序盤はかなり便利な存在です。

■アメイヤ編
プロテクト役:加藤
リザーブ解除役:ボウ

■御堂編
プロテクト役:ムサシ、ゴールド主任
リザーブ解除役:ボウ、ゴールド主任

■ディーヴァ編
プロテクト役:ディーヴァ、ゴールド主任
リザーブ解除役:ディーヴァ、ゴールド主任

仲間:キャラを育てよう

当然ですがキャラを育てることはとても大事です。
ただし、本作は戦うほど敵も強くなっていくのでどこで/どのように戦うかも重要です。

「楽勝」なら敵は強くならない

サガエメは戦闘回数が増えるほど敵が強くなります
ただし、例外として「難易度:楽勝」の戦闘では敵が強くなりません。戦闘で詰まったら「楽勝」の戦闘でキャラを鍛えましょう。

強敵に挑もう

敵が強いほどキャラクターの成長率が高くなります。
敵が強いほど「ひらめき」が発生する頻度も高くなります。
なので戦闘に余裕があるなら「難易度:強敵」に挑んでみましょう。

仲間:装備を強化しよう

基本的に強い装備装備強化で入手することになります。
(ショップで購入~、みたいな要素はない。)
強化を怠るとその分だけ戦闘が厳しくなるのでかなり大事な要素です

強化に必要となる素材類は通常戦闘で入手できるほか、「せんせいの試練」「トレード」でも入手できます。戦闘だけで素材を揃えるのは大変なので試練トレードも積極的に活用しましょう
素材が揃っていれば序盤からかなり強い装備を使うことも可能です。

戦闘:連携をしよう!

本作戦闘では【連携】が最重要です。
最初のうちは「味方の連携を繋げる」「敵の連携を防ぐ」の2点を重視することがおすすめです。つまりタイムライン(TL)上で味方が連続して並ぶよう敵が連続して並ばないように配置をすることが大事です
(リザーブ技やバンプ技でTLを操作できるがここでは割愛。)

連携には以下のような特徴(メリット/デメリット)があります。

連携のメリット

・連携時は技の命中率がアップする。
・連携時は技の威力(与ダメージ)がアップする。
・連携率を上げるとオーバードライブ(連携再発動)が発生する。

連携のデメリット

・連携に参加したキャラは行動速度が低下する。
・敵の行動(???=リザーブ技)で邪魔されることがある。
・オーバードライブ時の技を選択できない。

連携には実質的にデメリットはないようなものなので、如何にして連携を繋げるかが大事です。特に【オーバードライブ(連携再発動)】が非常に強力で、可能であるなら毎ターン3-4連携+オーバードライブを狙うことが勝利への近道です。

ピンチになっても諦めない(独壇場)

味方が倒されて不利な状況になると【独壇場】が狙えるようになります。
独壇場とは「1人連携」のことで、これが発動すると1人でも連携が狙えます。さらに条件を満たせば「独壇場 → オーバードライブ(独壇場再発動)」と繋がるので一気に大ダメージを与えることができます。

独壇場の発動条件は「前後2マスに誰もいない」ことです。味方が倒されて不利な状況=TL上のキャラが少ない状況ほど独壇場を狙いやすくなります。最後まで諦めないで戦うことが大事です。なお敵も同条件で独壇場が発動するので味方が有利な状況でも敵配置には注意をしてください。

  • 独壇場と通常連携の条件を同時に満たすと通常連携が優先される。

敵連携への対応方法

敵の連携を防ぐには主に4つの方法があります。

  1. 連携に参加している敵を倒す。
  2. 連携に参加している敵を無力化する。
  3. 味方を連携に参加している敵と敵の間に配置する。
  4. 配置移動技(バンプ/リザーブ)で敵味方を動かす。

「1.連携に参加している敵を倒す/無効化する」は強引ですが単純で理解しやすい方法です。敵を倒すことで連携を防ぎます。連携に参加している敵の中にHPが低い敵がいる場合に効果的です。
「2.連携に参加している敵を無力化する」スタンや麻痺のような状態異常を使う方法です。1と同じように敵を攻撃して連携帽子を狙います。確実性はそこまで高くありませんが覚えておくと役立つ機会もあるはずです。

「3.味方を連携に参加している敵と敵の間に配置する」ターン開始前のコマンド設定の段階で連携を防ぐ方法です。序盤のうちはこの方法がもっとも楽だと思います。ただし、敵のバンプ技やリザーブ技で配置が崩されることもあるので確実な方法ではありません

「4.配置移動技(バンプ/リザーブ)で敵味方を動かす」は中級者向けの連携防止方法です。ターン開始後にバンプやリザーブで敵味方の配置を能動的に動かして連携を防ぎます。正直、この方法は初心者には難しいので最初は無視してしまっても構いません。これができたら脱初心者。

戦闘:リザーブ技を使いこなそう

連携の次に重要なのは【リザーブ技】の理解と使用法です。
【インタラプト、カウンター、プロテクト、フォロー、チェイス】の5つをリザーブ技と言います。

  • 敵のリザーブ技は???で表示される。

リザーブ技の役割とその使い方

最初はまったく意味が分からないと思います。
とりあえず最初は「死にそうな味方を守るためのプロテクト」「一番最初に攻撃した味方の直後に割り込んで連携するフォロー」の2つだけ使えれば十分です。

プロテクト

特定の味方を守りたい場面で使えます。連携要素はあまりありません。
詠唱中の術師キャラや低HPのキャラを守る、状態異常付きの全体攻撃から重要キャラを守る、等で使えます。
ボス等の強敵はほとんどのケースで厄介な全体攻撃を所持しているので、ボス戦で真価を発揮します

プロテクトの性能

指定のキャラを庇って、身代わりになってダメージを受ける。
この際に被ダメージが軽減される。
片手武器の「パリィ」は自分自身が対象で、攻撃を完全に無効化する。

フォロー

初期配置で味方連携に強引に参加したい場面で使えます。
連携中の味方の途中にフォローで割り込んでも連携は途切れないので活用しやすいです。「一番最初に攻撃した味方の行動後」に移動するので、これを使いこなせるとかなり連携の幅が広がります

フォローの性能

一番最初に攻撃した味方の行動後に割り込む。
連携範囲が繋がっていれば連携に参加することができる。

インタラプト

敵の「攻撃」の邪魔をしたい場面で使えます。
「対象属性を使用する敵の直前」に移動するので、確実に先手を取ることができます。
「敵の直前」に移動するので敵連携の妨害に使えます。また味方と協力してインタラプトから連携を狙うこともできます。

インタラプトの性能

斬・打・突属性の攻撃をする敵に反応する。
敵が行動する直前に割り込み、敵の行動を妨害する。

カウンター

挑発技と組み合わせて使います。連携要素はあまりありません。
「敵の攻撃を無効化」することができるので防御性能も期待できます。
挑発/怒りで敵の攻撃を引き付けて発動の機会を多くすることが理想です

カウンターの性能

攻撃を無効化し、攻撃してきた相手に反撃する。
攻撃を受けても失敗する(発動しない)ことがある。
全体攻撃やリザーブ解除技には発動しない。

チェイス

敵の「連携」を防ぎたい場面で使えます。
「指定の敵の直後」に移動するので、敵連携妨害能力がかなり高いです

  • インタラプトは対応属性の攻撃をする敵の直前に割り込む。
チェイスの性能

指定の敵の行動の直後に割り込む。

敵リザーブ(???)への対応方法

敵のリザーブ技が発動すると一気に不利な状況に追い込まれることがあります。
そこで役立つのが【リザーブ解除】の特性を持つ技です。
銃器のような飛び道具に【リザーブ解除】がついていることが多いです。とりあえず序盤のうちは片手銃を使える味方が1人いるとリザーブ解除役として活躍してくれるでしょう

戦闘:強敵では全滅も当たり前(リトライ)

戦闘で全滅してもその場で再挑戦(リトライ)ができます。
リトライ時は通常よりも連携率がアップしやすくなります。連携率が高いほどオーバードライブの発生率が上がるため、初回よりもよりダメージを与えやすくなります。
「強敵」「最凶」の敵は何度か全滅する前提の強さなので、連携率アップを活かして戦いましょう。

戦闘:何もしないことも大事(防御)

戦闘中にコマンドを実行しない=何も行動しないと防御を実行したことになります。
防御時はガード/回避が発生しやすくなるため非常に打たれ強いです
なので全員で連携するよりも、2-3人が高BP技で連携をする=連携数よりも防御を優先したほうがいいケースもあります

武器や技の防御特性

武器や技によっては行動前にガード/回避が発動しやすくなったり、行動後にガード/回避が発動しやすくなったりする特性があるものがある。これらの武器/技は防御をしなくてもガード/回避が発生しやすくなるのでうまく利用すると攻守に活躍できるようになります

  • 行動前ガード:→◆
  • 行動後ガード:◆←